22Aug
災害対策用の水で、長期間保存できる保存水はとても役に立ちます。
ミネラルウォーターと保存水は賞味期限が違いますが、保存水はなぜ長期間保存できるのでしょうか?
長期保存できるからまずい?添加物が入ってる?
とかも気になりますよね。
今回は、保存水とミネラルウォーターの違いについてお伝えします。
保存水はなぜ長期保存できるの?
長期保存できる保存水には、5年以上の賞味期限のものが多く、中には15年保存できる水もあります。
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なぜこんなに長期間保存できるのかについて、メーカーのHPには次のように説明があります。
羊諦山麓に湧き出る天然水を採水し、紫外線殺菌処理を施した後、加熱処理を行い、再度冷却します。その水を高温スチームにより洗瓶されたペットボトルに充填した後、キャッパーにより封印します。その後、賞味期限が印字され、目視による外観検査を経て、ラベルを装着しシュリンクによりラッピングします。そして箱詰めされ、段ボール包装後に倉庫へ保管し、お客様の元へお届けします。
普通のミネラルウォーターとは違い、ペットボトルに水を入れる前から殺菌処理などされているので、長期間保存できるんですね。
さらに、キャップ部分までシュリンクされていて、箱詰めした段ボールも包装されており、長期間品質が維持できるよう工夫されているのがよくわかります。
保存水は体に悪いの?添加物が入っている?
保存水が長期間保存できる理由は、先ほどの章でお伝えした通りです。
長期保存するために添加物や防腐剤を入れているわけではないということが、HPを見てみるとよくわかりますよね。
保存水のメーカーでは、保存可能な期間内では品質に異常が出ないということを、公的機関の分析試験表で示しているところもあります。
保存水を購入する場合は、こういった公的な品質試験を受けているのがわかるものを購入したいですね。
保存水の味はまずいの?
ここまで見ると、保存水に添加物や防腐剤は入っていないので、安心して飲める水で、長期保存できること以外はミネラルウォーターと変わらないですよね。
では、実際に飲んでみた時の味の違いはあるのでしょうか。
ネット上の意見を見てみると、保存水と聞くと、長期間保存されているから美味しくないんじゃないかと思っている人が多いように感じます。
しかし、私も実際に飲んだことがありますが、味の違いはほとんど感じませんでした。
保存水をミネラルウォーターだと言って出されても、気づかないくらいですね。
ただし、ペットボトルを保存するときに、香りや匂いの強い物と一緒に置いておくことは避けましょう。
高温・直射日光を避けて保存することも大切です。
これらの注意点を守って保存された保存水は、ミネラルウォーターと味の違いはほとんどありません。
保存水と普通の水との違いまとめ
保存水とは、製造時に高温殺菌処理をすることで長期保存できるようにペットボトルに充填された水です。
添加物や防腐剤は入っていませんので、長期間保存していても、賞味期限内は安心して飲むことができます。
ミネラルウォーターには色々な種類があり、殺菌処理などがされていないものもあって、賞味期限は1年から2年くらいのものが多いです。
特別な処理がされていないので、長期間の保存には向いていません。
どちらの水も味にほとんど違いはありませんので、賞味期限内は安心して飲んでも大丈夫です。
保存水もミネラルウォーターも、開封後は1日以内を目安に飲み切ることをお勧めします。
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