11Jan
結婚式や引っ越しの際に仏滅を避けたり、葬式は友引を避ける人も多いですよね。厄払いやお参りに行く日も、仏滅などの六曜は気にした方が良いのでしょうか。ちょうど行こうと思っている日が仏滅だったので、神社の方に聞いてみました。
厄払い 仏滅はNG?神社と六曜との関係は?
仏滅とは?
仏滅とは、六曜(ろくよう)の1つです。六曜は、「先勝」、「友引」、「先負」、「仏滅」、「大安」、「赤口」の6種のことで、中国で生まれた思想だと言われていますが、正確なことはわかっていません。
六曜が日本に伝わったのは、鎌倉時代~室町時代にかけてだと言われています。
六曜と神社・お寺の関係
厄払いで参拝しようと思っている日が仏滅だったので、神社の方に聞いてみました。すると、「仏滅もお参りいただけます。お日柄関係なくお越しください」とのことでした。
一応、他の神社のサイトを見ても「神社・寺と六曜は関係がない」と説明しているものばかりでした。仏滅だから「仏」のことで、神社は神道だから関係がないのか?と思いきや、そうではありませんでした。仏滅は、歴史的には「物滅」と表されていたこともあり、仏教とも全く関係がないのだそうです。
全く関係がないとわかっていても、習慣的に六曜を気にしてしまう方もいらっしゃいますよね。参拝する方の中に日柄を気にされる方がいるなら、その方に合わせた方がお互い気持ちよくお参りできるでしょう。
神社の方によると、仏滅は参拝者が減るそうで、普段の土日は混んでいるご祈祷も、待ち時間が少ないというメリットもあるのだそうです。
たしかに結婚式などは大安など、お日柄の良い日に行う人が多いですものね。
結局、我が家では「仏滅でもいいんだ!」と、予定通りの日程でお参りすることにしました。
厄払いに適した時間とは?
厄払いに行く際、時間も気にした方が良いのでしょうか?
うちの近所の神社では、ご祈祷は15時までの受付となっています。あまり遅い時間は足元がよく見えず危ないということもありますし、本来は日の高いうちに参るのが良いのだそうです。
初詣には3社をまわる知人は、お参りは午前中に必ず行くようにしているのだとか。午前中の方が空気が澄んでいてよいだろうとのことで。
確かに早い時間に行った方が、清々しい気持ちでお参りできそうですね。
厄払いの服装 普段着じゃだめ?
厄払いの時の服装は、神様の前に立つので正装がベストですね。厄払いは今年で3回めですが、ご祈祷に来ている男性のほとんどがスーツで、普段着の人はあまり見たことがありません。
ただ、私服だったら絶対ダメというわけではなく、家の近くの神社では「本来は正装が望ましいですが、派手な格好でなければ私服でもよいですよ」と、おっしゃっていました。
厄払いのご祈祷料はいくら包むもの?
厄払いでご祈祷をしてもらうとき、金額はいくら包めばよいのでしょうか?
厄払いのご祈祷料の相場
厄払いのご祈祷料の相場は5,000~10,000円で、神社によって決まっていることもあります。家の近くの神社では「5,000円~お気持ちで」とのことでした。
いくら包むばよいかわからない場合は、事前に電話等で問い合わせると良いですよ。
ちなみに実家にいたときも毎年初詣の際に祈祷してもらっていましたが、1家族で5,000円を包んでいました。
のし袋は?
ご祈祷料を入れるのし袋は、紅白の蝶結びの水引きの熨斗袋または白封筒に入れます。
のし袋・白封筒の表書きは、「御初穂料」「御神饌料」「御玉串料」などと記入しましょう。
神社の方で専用の封筒があるところもあります。(うちの近所の神社がそうです)
受付で現金を出し専用の封筒に入れ、名前や住所等をその場で書きます。
おわりに
主人の厄払いも、今年が後厄で3回目になります。厄払いの効果かわかりませんが、本厄であった昨年は、大きな病気や怪我、トラブルもなく無事に過ごせたので、今年も行く予定です。
厄払いの際にいただいたお守りやお札の取り扱い方や飾り方については、こちらの記事もご参考ください。
CHECK>>厄除けの御札を飾る場所は?方角や貼り方について関連記事
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