23Jul
そろそろ中秋の名月だから、お月見をしようと思っていたけど、カレンダーを見たら中秋の名月と満月の日がずれている!
これってどういうこと?
中秋の名月が満月じゃないとき、お月見はいつすればいいの?
と、お困りのあなたへ!
今回は中秋の名月と満月との関係についてお伝えします。
中秋の名月なのに満月ではないのはなぜ?
中秋の名月でお月見をするはずが、満月じゃない時どうすればいいんでしょうか?
満月じゃないけど中秋の名月にするべきか、中秋の名月だけど満月になるまで待つべきか悩みますね。
子供に聞かれても、自分も分からずアタフタなんてことも…
なぜ中秋の名月の日に満月じゃないことがあるんでしょうか?
そもそも中秋の名月とは?
中秋の名月とは、旧暦の8月15日を言います。
その日の夜にお月見をすることから「十五夜」と呼ばれているんですね。
秋の豊作を月神様に報告して感謝しながらお月見をする風習があります。
中秋の名月は旧暦の8月15日で、現在の暦に直すと、9月下旬~10月上旬のときがあります。
2015年 9月27日
2016年 9月15日
2017年 10月4日
2018年 9月24日
また、旧暦の9月13日は後の月、十三夜と呼ばれその日も月神様に感謝を伝え収穫を喜ぶ日です。
2015年 10月25日
2016年 10月13日
2017年 11月1日
2018年 10月21日
現在は十五夜のみお月見をする人が多いですが、本来は十五夜はこれからの収穫を願う日で、十三夜が収穫したものに感謝して祝う日と言われています。
中秋の名月なのに満月じゃない理由
中秋の名月が満月じゃないということは、結構あります。
なぜそのようなことが起こるのかというと、月が地球の周りを動く軌道に原因があります。
月は地球の周りを円形ではなく楕円を描いて回っています。
楕円軌道でリズムが一定ではないことから、新月から満月になるまでの周期が14~16日周期と違いが出てきます。
そのためその年によって誤差が出てきます。
誤差は1~2日で、ちゃんと満月になる年もあれば前日や1日遅れになることも。
むしろ、中秋の名月が満月である日の方が少ないんですよ。
お月見はいつしたらいいの?
その年の中秋の名月が満月なら何の問題もないですが、満月の日がずれている場合どうしたらいいんでしょうか?
中秋の名月という決まった日があるんだからその日に…という人もいれば、満月の日にするものなんだから満月じゃないと意味がないという人もいてどちらにすればいいのか…
こうするべき!というものがないので迷いますね。
中秋の名月と満月の日が違う場合、我が家でも2パターンの過ごし方があります。
お供えは中秋の名月、お月見は満月
満月じゃなくても中秋の名月には、すすきと一緒にお盆にお団子を飾りお供えしてから食べます。
そして満月の日にお月見をして感謝の気持ちを伝え手を合わせます。
中秋の名月から満月まで収穫した野菜をお供えする
結婚してから儀母から教わった方法です。
収穫した里芋を貰ったら、中秋の名月の日から満月までお供えします。
その後、お供えした里芋を煮物にして皆で頂きます。
我が家のやり方なのでご参考まで。
地域によってやり方や考え方に違いがあるので祖母や地域の先輩方に聞いてみるのも良いですね。
まとめ
満月と言うのは地球から見た時に欠けていなくて真ん丸に見えるものを言いますが言ってしまえば月はいつも丸いです…
中秋の名月は必ずこうしなさいというものではありません。
あくまで神様に感謝の気持ちを伝えるための日なので気持ちが大切ではないかと思います。
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