18Jul
アトピーの人にとって乾燥しがちな冬は大変ですが、汗をかく夏も困りませんか?
汗をかくと痒くなりやすいのはもちろん、どんな服装がいいか悩みますよね。
今回は、アトピーの人の服装についてお伝えします。
アトピーさんの服装事情 夏は何着る?
アトピーを繰り返すことによって皮膚が黒ずんでいる人は、メラニンが働くことが原因で色素沈着を起こしている状態です。このメラニンが働いている状態で日焼けをしてしまうと、紫外線からも強い刺激を受けてしまうため、肌をカバーする服装がおすすめです。
服装を考えるときは以下のポイントに気をつけましょう!
通気性が良いもの
肌をカバーするために長袖などを選ぶ時、通気性の悪い服装を選んでしまうと、汗をかいてしまい余計にアトピーが悪化してしまいます。服の摩擦による刺激もアトピーを悪化させてしまう原因の一つですので、肌にピッタリと密着している服装は避け、ゆったりとした服装を心がけましょう。ジーンズなども避けたほうがいいですよ。
下着を着用する
暑い時でも、必ず下着を着ましょう。中でも綿素材がおすすめですよ。アトピーで荒れている肌に汗が付いてしまうととても痛いです。下着を着ることで、汗による蒸れを防ぐことができますよ。
おすすめアイテム
ストールやロングカーディガンで肌をカバーするのもおすすめです。部屋の中では脱げますので涼しいですよね。ワイドパンツも涼しくていいですよ。
アトピーで服がかゆい!素材の選び方は?
天然素材の「綿」や「麻」がおすすめです。夏は蒸れやすいので、綿や麻でも薄手のものを選びましょう。
化学繊維の素材のものは避けたほうがいいですね。化学繊維は肌への負担が大きく、生地と肌との摩擦が刺激となってアトピーが悪化してしまいます。化学繊維は静電気をため込みやすい性質があり、静電気もアトピーにはよくありません。
特に汗をたくさんかく時期は、化学繊維を着ている時に汗をかくと最悪です。痒みや湿疹はもちろん、アトピーが急激に悪化します。
私の体験談
最近流行りの化学繊維の下着を着たことがあります。着た時は全くかゆみもなく、サラッとしていて問題ありませんでした。ところが、汗をかくと体中が痒くなり、湿疹ができて辛い思いをしました。
また、別のアトピーではない家族も、化学繊維の下着で同じよな症状が出てしまったこともあるんです。
化学繊維は着てからすぐに症状が出ないこともありますので、アトピーの方には「綿」や「麻」がおすすめですよ。
素材以外に気を付けたいこと
素材選びに気を付けて、天然素材の「綿」や「麻」を選んでも、首元にレースの装飾があったり、大きめのプリントがしてあるシャツなどには注意が必要です。ちょっとしたレースでもチクチクしたり、プリント素材のところが蒸れて汗をかくことでアトピーが悪化することがあります。
できるだけ装飾が少ないものを選ぶことも、アトピーの人にとっては大切なことなんです。
まとめ
夏場は特に汗をかきやすい季節です。普段以上に服装選びに気を付けて、アトピーが悪化しないように注意することが必要です。素材を見るだけではわからないこともありますので、購入する際は実際に自分の手に取ってみることをおすすめします。
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