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玉ねぎを切ると目が痛い！

玉ねぎを切った時に目に染みて痛くて目が開けられなかったり涙が出たり…。
みじん切りにするときなんて、休みながら切ったりしている方、いませんか？

どうして玉ねぎを切ると目が痛くなるんでしょうか？また痛くならない方法を知りたいですよね。

今回は、玉ねぎを切るときに目が痛くならない方法をご紹介します。

玉ねぎを切ると目が痛くなる理由は？

玉ねぎを切ると悲しいわけでもないのに次から次に涙がポロポロ。目が痛くて開けられず、なかなか切れないこともありますよね。

この、玉ねぎを切ると目が痛くなること、玉ねぎに含まれる『硫化アリル』という成分が影響しているからなんです。

にんにくや玉ねぎなどのユリ科の植物に含まれる『硫化アリル』は、目の粘膜に刺激を与えるので目が痛くなるんですね。この成分は切った瞬間蒸発してガスになるため、メガネでは防ぎきれません。

また、鼻の粘膜にも影響するので鼻水も出たりします。玉ねぎやにんにくを生で食べる時の辛みもこの『硫化アリル』の刺激によるものなんです。

玉ねぎのみじん切りでも目が痛くならない方法６つ

玉ねぎをみじん切りにする時は、目が痛くなると困りますね。

目が痛くて開けられず、開けても涙で手元が見えないなんてことも…

ここでは、貯めネギのみじん切りをする時に目が痛くならない効果的な方法を６つご紹介しましょう。

換気をする

まずは切る前に部屋中に空気が充満してしまわないように換気扇を回しましょう。

換気扇の方を向いて切ると、切った時に出る刺激成分が換気扇の方に流れるので刺激を少し緩和できます。

よく切れる包丁を使う

包丁の切れ味も刺激するしないに大きく関わってきます。スパッと切れる包丁を使えばそれだけ目が痛くなるのも減ります。

また、切る時は素早く切り、押し切りではなくスライドさせて切ると繊維を壊さないので目が痛くなるのを防げます。

メガネよりゴーグル

硫化アリルは切った瞬間蒸発してガスになるので、メガネだと隙間から簡単に入り込んでしまいます。そのため、目を完全に隙間なく覆い隠せるゴーグルが効果的なんです。

しかし、鼻の粘膜も刺激されるので鼻水や鼻の粘膜を刺激したことで涙が出る場合も…。切る時は、鼻をつまむとより効果的ですよ。

水につけながら切る

玉ねぎの刺激成分『硫化アリル』は、水に溶ける性質なので水の中で切ると目の刺激を少なく出来ます。水に浸けながら切るのが１番ですが、出来ない場合は半分に切って水にしばらく浸けてから切っても良いですよ。

冷やしてから切る

玉ねぎの刺激成分は冷やすことで、ガスを出にくい状態にしてくれます。半分切って冷蔵庫に入れて冷やしておくと目が痛くなるのを軽減できます。

私も実際に体験しました。料理に１玉丸ごと使いきれず残した半玉を後日料理に使うと全然目が痛くなかったですよ。

温めてから切る

常温の玉ねぎをすぐ使いたい場合は、玉ねぎを加熱するという方法もあります。生の状態が刺激成分があるので温めてしまえば減るということ。玉ねぎの辛味も温めると無くなりますよね？

玉ねぎを半分にカットして電子レンジで30秒～１分ほど加熱するとOK。

私の失敗談

以前、ベテラン主婦の方に「玉ねぎを一切れ口にくわえると目が痛くない」と教わったのでやってみたのですが、かなり目が痛くなりすぐに止めました。(T_T)

なぜこんな方法だったのか謎ですが、口の中は辛みが広がり目が痛くて開けられなかったのでNGです。ちなみにその人はずっとこの方法で切っているそうです。

玉ねぎが目にしみる…すばやく治すには？

玉ねぎが目にしみてしまったらどうすればいいんでしょう？

私が祖母から教わったのは、「すぐ水で洗い流しなさい。」ということ。目についた刺激成分を流してしまえば痛さも涙も止まるんですね。

また、刺激成分『硫化アリル』は、水に溶ける性質ということも水が効果的な理由です。手のひらに水をすくい、そこで２～３回目をパチパチして洗い流しましょう。

その他、「冷凍庫の冷気を浴びる」という方法もあります。私はまだやったことありませんが、今後目が痛くなったらやってみたいですね。

まとめ

涙腺が弱い人は、他の人が効果的でも自分は効果が薄い時も…。粘膜から入ってくるので、ゴーグルだけではダメなんです。プラスして洗濯ばさみで鼻をつまむと良いですよ！

調理中の姿は誰にも見せられないですが、ご紹介した方法の効果が薄い人はこちらを試してみてはいかがでしょうか。