1Mar
中学受験に向けて子どもを塾に行かせようと考えた時、たくさんある塾の中からどの塾に通わせればいいのか悩みますよね。
我が家も娘が中学受験をしましたが、周りに相談する人がおらず、ひとつずつ手探りで調べました。
今回は、親である私が中学受験に向けて塾を選んだ時に重視したポイントをお伝えします。
中学受験での塾の選び方【ポイント7つ】我が家の場合
中学受験をするために塾を探してみると、大手有名塾や個人塾など色々な塾がありますよね。
授業のタイプも、集団塾と個別指導塾などがあり、何を基準に選べばいいのか本当に悩みました。
実際に我が家が塾を選ぶときに重視したポイントは、以下の7つです。
- 受講の形式
- 塾のレベル
- 合格実績
- 通いやすさ
- 塾の立地
- 友達がいない塾
- 情報量の多い塾
順に説明しますね。
受講形式
塾には、集団で授業を受けるタイプと、先生に1対1や1対2で教えてもらう個別指導があります。
どちらのタイプも善し悪しがありますが、子どもの性格に合うかどうかも重要でしょう。
集団塾の特徴
集団塾のいいところは、他の子と一緒に勉強するのでお互いに競争できるところです。
一方、自分のペースが決まっている子や積極的に質問できない子には合わないかもしれません。
個別塾の特徴
個別指導塾のいいところは、わからないところをすぐに質問できて苦手なところを重点的に教えてもらえるところです。
学力に応じて教えてもらえるところはいいところなんですが、競争相手がいないので中学受験には向いてないかもしれません。
親からしてみれば、子どもの苦手なところを重点的に教えてもらえる方が成績が伸びるんじゃないかと思いませんか?
私もそう思って、入塾を考えているときに塾の先生に聞いてみたんです。
すると、「中学受験を考えているなら、基本的には『集団』をお勧めします」と言われました。
周りに自分以外にも頑張っている子がいるというのを感じた方が成績が上がりやすいし、競争心も大切だということでした。
集団塾と個別指導塾どちらがよいか?
競争心を鍛えるためには、集団塾。
ですが、どうしても集団が合わないという子もいますよね。
そういうタイプの子どもには、個別指導塾で自分のペースを守って勉強しながら、模試だけ集団塾で受けるというやり方がお勧めです。
中学入試は試験の時間配分も大切ですし、自分が受験生の中でどんな位置にいるのかを知ることもとても大切なことなんです。
ですから、毎週ある模試だけを集団塾に受けに行くという方法もアリでしょう。
塾のレベル
それぞれの塾には、どのレベルの学校に強いかという特徴があります。
私の住んでいる関西地域の大手進学塾では、「馬渕教室」「成基学園」「京進」あたりが有名でしょうか。
中でも「馬渕教室」は最難関校に力を入れていると言われていて、それだけ学習内容も難しいようです。
テストで満点をとることが目的ではないので、高すぎるレベルの授業だと子どももついて行くのが大変ですよね。
ですから、子どもの第一志望に合ったレベルの授業をしてくれる塾を選ぶようにしました。
合格実績
過去にどの中学校に何人合格しているのかは、塾を選ぶときに重視しました。
中学校の入学試験は各学校ごとに出題傾向が違うので、志望校に合った受験対策をする必要があります。
合格実績が高いということは、それだけ対策ができている塾だということになります。
実際の合格者数だけではなく、受験者数がわかると、よりいいでしょう。
通いやすさ
最初は週2回程度の通塾だったとしても、小6になると、ほぼ毎日のように塾に通います。
車での送迎が毎日遠くまで、となると親にもかなり負担がかかりますよね。
授業の終了時間が遅い日もありますので、子どもにも負担がかかりますし、できるだけ通いやすいほうがいいです。
塾の立地(治安の良さ)
授業が遅い時間に終わることもありますので、真っ暗な場所や人通りの少ない場所は避けたいです。
駅から近いことやコンビニが近くにあって明るい場所に塾があれば、安心して通わせることができますね。
最近では、塾の入退室をメールでお知らせしてくれる塾もありますので、そういうシステムがあると安心できます。
友達が通っていない
塾をさがす時、まず同じ小学校の友達が通っていないところを探しました。
うちの子は友達が一緒だと遊んでしまうし、子ども自身がそう望んだんですよね。
学校の友達が同じ塾だと、成績など全てわかってしまうのが嫌だったようです。
情報量の多さ
中学受験の試験内容や入試など、毎年変わることもたくさんあります。
どんなところが変わるのか、自分だけで色んな学校の情報を集めるのはとても大変なんですよね。
その点、塾が情報収集をしてくれると漏れがなくなりますし、対応が早くできます。
学校別の説明会やオープンキャンパスがあったり、私立中学校の合同説明会のお知らせはもちろん塾が案内してくれますし、大手塾だと塾専用の学校説明会もあって、学校のことを知る機会も多いです。
後から知って慌てることのないよう、正確な情報を知ることは中学受験において最重要といってもいいでしょう。
中学受験 大手塾以外もあり?
繰り返しになりますが、どんな塾を選ぶかは子どもの性格も関係あります。
ですが、どんな性格の子でも、中学受験をするならやはり大手塾をお勧めします。
どれだけ勉強ができる子でも、本番で自分の力を発揮するのは小学生にとって難しく、日々の練習が必要なんですよね。
本番はたくさんの受験生と同じ教室で受験しなければなりませんし、緊張感は凄まじいものがありました。
普段から試験に慣れてないと、人の多さに圧倒されたり、周りの雰囲気にのまれてしまって実力を発揮できないということも考えられます。
その点、大手塾では毎週のように模試がありますし、毎回授業の時は小テストがあって順位も貼り出されます。
模試の点数によってクラス替えもあって、競争心も出てくるんです。
大手塾だと卒業生も多いので、中学受験のことだけでなく、実際に中学校に進学してみたらどうだったのかを知る機会もあります。
情報を制する者が受験を制すると言っても過言ではないくらい、最近では毎年受験内容が変わりつつありますので、情報量の多さからすると、やはり大手塾がお勧めです。
わからないところを重点的に勉強したいという子どもの友達は、大手塾に通いながら個別指導塾で教えてもらっていました。
どうしても大手塾だとすぐに質問できないので、併用していたそうです。
この方法は理想かもしれませんが、費用がかなりかかるのでなかなか難しいですね。
最後に
どんな塾がいいのかは、実際に授業を受けてみるとよくわかりますよ。
今はほとんどの塾で「無料体験」のシステムがありますので、できるだけたくさん体験に行ってみることをお勧めします。
先生や教室の雰囲気、授業のスピードなど塾によって様々ですし、何年も通うことになる塾なので、噂やイメージだけで決めてしまわないでくださいね。
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