23Jan
もし家族がノロウイルスに感染してしまったかもしれないと思ったら、他の家族にはうつらないようにしたいですよね。家族内で感染が広がらないようにするためには、具体的にはどんな対処法があるのでしょうか。
ノロウイルスに家族が感染したらどうする?
ノロウイルスの家族感染を防ぐためにはどうしたらよいのでしょうか?
・寝室は一緒でもいいの?
・食事面で気をつけること
・お風呂で気をつけること
・洗濯物は一緒に洗っていいの?
・トイレの使用で気をつけること
これらの疑問について、我が家で行っている対策についてご紹介します。
ノロウイルスの家族と寝室は一緒でもいい?
ノロウイルスの感染源は、患者から排泄された嘔吐物と糞便です。それらのウイルスが口からはいることにより感染することがほとんどなので、ただ同じ部屋で寝ているだけでは感染しないと考えられます。
ただ、嘔吐してしまった場合は違います。感染者が子供の場合は、寝室で嘔吐してしまうことも考えられますよね。嘔吐物をきちんと処理していない場合は、残ったウイルスが乾燥して空気中に広まってしまいます。そのため、きちんと処理することが大切です。
処理する際には、使い捨てのエプロン、手袋、マスクを着けましょう。ビニール袋なので密封してウイルスが外に出ないようにして捨ててくださいね。
ノロウイルスの家族との食事 気をつけることは?
ノロウイルスの主な感染源は先ほどもお伝えした通りですので、感染者と一緒に食事しているだけでは感染しないと考えらえます。
ただし子供が感染者の場合は、食べているときに唾液が飛び散ったりすることも考えられますので、食事の時間は別にしたほうがいいでしょう。
感染者と食器を共用することは避けてください。大皿料理やお鍋などから自分の箸で取り分けることもしないようにします。これらのことは、ノロウイルスの時だけでなく風邪やインフルエンザなどの対策にもなりますよね。感染症に気を付けるために、常に気を付けるようにすることをお勧めします。
感染者が使った食器は、嘔吐物が付いていないなら普段通りに洗っても問題ないですが、気になる人は消毒をするといいですよ。私は消毒が面倒だったので、使い捨ての食器を使いました。処理が楽なのでお勧めですよ。
ノロウイルスの家族 お風呂で気をつけることは?
感染者の嘔吐や下痢が治まれば、お風呂に入れたいと思いますよね。ノロウイルスの症状が落ち着くまでには、だいたい3日程度、長くても一週間くらいだと言われています。ただ、症状が治まっても1か月程度は便の中にウイルスが排泄される可能性がありますので、入浴する時には気を付ける必要があります。
ノロウイルスに感染した人がお風呂に入る時は一番最後に入るようにするか、シャワーだけで済ませるようにしましょう。湯船に入る時には、しっかりと体を洗うことを忘れないでください。
体を洗うタオルやお風呂上りに使うタオルは、感染した人と家族は同じものを使わないでください。タオルからウイルスが感染することも考えられますので、注意しましょう。
ノロウイルスの家族と洗濯は分けた方がいい?
嘔吐物などが付いていない場合は、他の家族の洗濯物と一緒に洗っても大丈夫です。
嘔吐や下痢で衣類やシーツが汚れてしまった場合は、そのまま洗濯機で洗わず、必ずウイルスを落としてから洗濯しましょう。嘔吐物や下痢便を、消毒剤を浸したペーパータオルで拭きとった後、塩素系漂白剤を溶かした水に浸して消毒しましょう。その後、他の家族とは別で洗濯するといいですよ。
私の家族が感染した時、ウイルスがあまりに広い範囲に飛び散ってしまったときは、もったいないですが処分しました。シーツや布団が汚れてしまわないように、赤ちゃんの時に買っていた使い捨ての防水シートを使ったんですが、とても役に立ちました。捨てずに取っておいてよかったです。
ノロウイルスと家族感染 トイレの使用で気をつけることは?
家庭内での二次感染を防ぐために、トイレは一番感染に注意しなければいけない場所です。感染した家族がトイレを使った後は、触れたもの(ドアノブやスイッチ、手すりなど)を必ず消毒してください。そして感染者はトイレ使用後に必ず石鹸で手を洗いましょう。トイレでタオルを共用するのもやめてくださいね。感染した人は、できるだけ触れる場所を少なくすることも大切ですよ。
我が家では、家族がノロウイルスかもと思った時には、手はタオルで拭かずにペーパータオルを使うようにしています。感染者がいるかどうかにかかわらず、トイレのフタをしてから水を流すことは家庭内でのルールになっていますね。水を流すときには思った以上に周りに飛び散るものなので、フタを閉めてから流すことでウイルスの飛び散りを防ぐことができます。
まとめ
家庭内でノロウイルスの二次感染を防ぐ対処法は、とにかくウイルスを広げず、ウイルスが付いている危険があるところは消毒するということです。今回お伝えした対処法は、ノロウイルスの時だけでなく他の感染症の時にも使えることですので、家族全員で気を付けてみてください。
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