エアコンのカビで病気になる？カビによる人体への怖い影響

なんとなくエアコンを付けるとニオイがする…
それってかなりの確率で、エアコン内にカビが発生していますよ！
ちょっと臭いだけだから…と、そのカビを放っておいても大丈夫なのでしょうか？
今回は、エアコンのカビによる人体への影響についてお伝えします。

エアコンのカビで病気になる？

冬は暖房、夏は冷房と１年を通して頻繁に使うエアコン。
使用する前や大掃除の時にフィルターや送風口周りを掃除しますが、実はカビはエアコン内部にも潜んでいます。
そのカビがエアコンの風に乗って部屋中にばら撒かれるとカビを吸ってしまうことに…
ちょっとくらいなら…と侮ってはいけません。
エアコンのカビは、体のあちこちに悪影響を与えます。

鼻炎などの軽いアレルギー症状から喘息や肺炎を患うこともあるんです。
しかも、エアコンのカビによる症状は、鼻水が止まらない、くしゃみが止まらない、咳が続く、咳が続いて喉が痛むなど慢性化することが多いんです。
慢性化することで症状を悪化させ、「喘息」や「肺炎」を引き起こしてしまいます。

目のかゆみ・鼻水・咳痰・肺炎・皮膚炎など人によって症状の出方は様々。
一般的には、弱っている部分に出やすいと言われます。

免疫力の弱い小さなお子さんがいる家庭は、特に影響があるのでカビ対策が必要です。

エアコンのカビによる人体への影響について

エアコンのカビは人体にどのような影響を及ぼすのでしょうか？
ここでは、実際にエアコンのカビで人体に影響があった人の体験談をご紹介しましょう。

【みんなの体験談】

Ａさん
５年前に買ったエアコンを使用しています。
年に１度フィルターを洗浄していますが、クーラーを付けると目がかゆくなったり、鼻水が止まらなくなったり、のどが痛くなったりします。
病院では、「咳喘息」と診断されました。
薬を飲むとマシにはなるんですが、１ヶ月経っても未だに完治していません。

Ｂさん
風邪をこじらせてから熱がなくなっても咳だけが２週間続いて辛いので病院へ。
内科でもらった咳止めの薬が効かなくて、耳鼻咽喉科を受診。
アレルギーテストをしてもらったところカビに反応があった。
完治するまでに１年かかった。

Ｃさん
暑くなったのでエアコンを使い出したのと同時に咳が出始めました。
市販の薬を飲んでいましたが効き目がなく咳はひどくなり、のどの痛みに加え肺の痛みと喘息のようなヒューヒュー音がするのが気になり病院を受診しました。
診断の結果は、「夏型過敏性肺炎」でした。
夏のエアコンを使う頃に多くみられる症状だそうです。
原因はエアコンのカビだということで専門業者を呼んですぐにクリーニングしてもらいました。

Ｄさん
私はアトピーなんですが、エアコンを付け始めてからアトピーが悪化しました。
すごく痒くなって掻いてさらに悪化の悪循環でした。
原因はエアコンのカビだそうで、夏場は特にカビが原因で悪化することがあると知りました。
フィルターを洗ったり気をつけていたんですが…

Ｅさん
エアコンをつけると顔が異様に痒くなり始め、肌荒れして皮膚がぽろぽろ剥がれたりニキビが出来てしまいました。
皮膚科に行くと顔カビの影響で皮膚炎を起こしているとのことでした。
エアコンのカビでこんなことになるなんてすごくショック。

エアコンのカビによって「喉の痛み」「咳」「痰」「くしゃみ」「鼻水」の症状が出るだけではなく「咳喘息」「夏型過敏性肺炎」「皮膚炎」を起こすことがあるんですね。
実際の経験談を聞くとカビが人体に及ぼす影響が大きいことがよく分かります。
特に夏のエアコンを使う時期は注意が必要ですね。
このような症状が出てしまう前に、きちんとカビ対策をしておきましょう。