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お墓参りで墓石に水をかける?花が入らないときの対処法は?

お墓参りに行った時、意外に知らないのがお墓参りでの作法。
人前で恥をかかないためにも知っておきたいですよね!

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お墓参りで墓石に水はかける?かけない?

お墓参りに特別な作法はありませんが、昔から伝わるやり方や順序があります。
その中で水を墓石にかけるという行為がありますが、これってかけるべきなんでしょうか?それともかけなくていいのでしょうか?

結論から言うとかけるべきです。
墓石に水をかけることにはきちんと意味があります。

お墓参りは、日頃ご先祖様が見守ってくれていることに感謝の気持ちを込めて、お墓やお墓の周辺を綺麗にします。
墓石に水をかける意味は、墓石を清めるためにする行為なんです。
また墓石自体を亡くなられた方そのものとして大切にする風習があります。
野外のお墓は雨風にさらされ、時には強い日差しを浴びることも…。
雑草なども生え出すので、そういったものを掃除してから墓石を清めるために水をかけます。

生前お酒が好きだった人に飲ませてあげたい、清めるたいというようなことからお酒を墓石にかける人もいますが、これは墓石を傷めてしまう行為なので止めましょう。

お墓参りでの水のかけ方

・水をかける時はゆっくり静かにかける。
・墓石の上から二段目部分の左右どちらかにかける。(墓石をご先祖様に例えると肩の部分になる)
・墓石のてっぺんは避けてかける場合もある。(ご先祖様の頭から水をかけることになるため避ける場合も…)

※我が家に伝わる水のかけ方です。
地域によってやり方が違う場合もあるのでご参考までに…

お墓の周辺に水がない場合はペットボトルに水を入れて持っていくと良いですよ。
意外に水を使うことが多いので多めに持っていく方が良いかも…。
水をかけるという行為はご先祖様を尊び感謝の気持ちを持って清めるものなので、バシャっと勢いよくかけたりしないように注意しましょう。
また水をかける順番としては、故人と縁の深い人から順にかけていきます。

お墓参りで花が入らない時の対処法

お墓参りをした時、先にお参りした人の花が入っていることが多いですよね。
そういった場合、自分の持ってきた花はどうしたらいいのでしょうか?
それでは対処法をご紹介しましょう。

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枯れた花が入っている場合

前の人がお参りしてから日にちが経っている場合、花は枯れていますよね。
この場合は花を取り出し捨てて、持ってきた新しい花を供えましょう。
花瓶に入った水は花が腐って汚い水になっているので、水を捨てて綺麗に洗ってから新しい水を入れるようにして下さいね。
水筒を洗う時に使うスポンジを使用すると手が汚れる心配も減り便利ですよ。

花が綺麗な状態の場合

花の傷みが少なくまだまだお供えできるような時は、持ってきた花と一緒に入れましょう。
量がある場合は先に入っていたものを少し減らしてもいいです。
一緒に入れる時は、一度花瓶を綺麗にして新しい水を入れてから入れなおすようにして下さいね。
汚れたままの状態で入れると花がすぐ傷んでしまいますし、ご先祖様に失礼になってしまうので注意しましょう。

所々しおれている場合

しおれている花もあるけど、まだ供えられる花もある場合はしおれた花を間引き持ってきた花と一緒に供えましょう。
しっかり固定されて間引けない場合は、そのまま一緒に入れてもいいですし、状態によっては勿体ないですがそのまま全部捨てても構いません。
この場合であっても、汚れた花瓶の水は入れ替えるようにしましょう。

お墓で出たゴミは自分で持って帰らないと行けない所もあるので、枯れた花を入れる袋を持っていくようにしましょう。

お墓参りでお供え物や飲み物は持ち帰る?

お墓にお供え物や飲み物を置いている風景を見ることがありますね。
お供え物がしているのを見ると温かい気持ちになりご先祖さんへの思いやりが伝わります。

しかし、私の地域や主人の地域ではお墓を管理しているお寺さんがお供え物を禁止するようになりました。これは、カラスや鳩、すずめなどの鳥獣にお供え物を狙われ荒らされるのが原因だそうです。

お墓にお供えを持っていく場合は、供えたあとはすべて持ち帰るようにしましょう!

まとめ

最近では室内型のお墓などもあり、掃除や水をかけなくてもいい所もありますね。
こういった所は忙しい人には嬉しいですが、個人の意見としては従来の野外にあるタイプの方が、お墓周りを綺麗にすることでご先祖様に感謝の気持ちを伝えることが出来る気がします。

ここでご紹介したことを参考に、故人を尊び感謝する気持ちを持ってお墓参りをしていただければと思います。

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