14Apr
わらびとぜんまいとこごみってどこがどう違うの?
見た目が見ているけど、どうやって見分ければいい?
と、疑問に思いますよね。
今回は、わらびとぜんまいとこごみの違いについてまとめました。
わらびとぜんまいとこごみの違いと見分け方
春になると顔を出し始める山菜のわらび・ぜんまい・こごみは似た形をしていて初心者には見分けるのが難しいですね。
わらび・ぜんまい・こごみにはどのような違いがあるのでしょうか?
それぞれの生息場所・生える時期・見分け方を見てみましょう。
わらび
<生息地>
日当たりのいい草原や植林地、山道脇の山肌、田んぼのあぜ道の乾燥した土地に生息しています。
また、藪の中の湿った場所に生えるわらびもあります。
繁殖力が強いので場所を覚えておくと毎年同じ場所で収穫が楽しめます。
<時期>
一般的に4月下旬~6月が収穫時期です。
私の地域(関西)では、5月~6月によく見られます。
わらびは、収穫した後3日もすればまた成長して同じ場所で何度も収穫出来ます。
<見分け方>
頭の形…拳を握ったような形
色…薄緑or薄紫
茎…丸い
葉…なし
産毛…なし
わらびを見るといつも「ETみたい」と思ってしまうのは私だけでしょうか?
わらびは、頭の部分が逆三角形の拳を握ったような形をしています。
茎の断面図は丸く葉っぱがありません。
ぜんまい
<生息地>
あまり日の当たらない山道脇の山肌や田んぼのあぜ道の湿った土地に生息しています。
群がって生えていないので見つけにくい山菜です。
日当たりの良い場所で育ったものはあまり成長していなくて小さいのが特徴。
<時期>
一般的に4月上旬~6月が収穫時期。
私の地域(関西)では、4月中旬~5月頃が収穫時期です。
ぜんまいは特に収穫する人が多く量が少ないので6月頃には残っていません。
<見分け方>
頭の形…渦巻き状
色…深緑or茶色
茎…丸い
葉…ついていない
産毛…あり
ぜんまいの特徴は、全体を覆っている産毛と渦巻き状の頭部分です。
また生息環境によって黄色っぽい茶色のものもあります。
一本一本生息しているので見つけにくいのも特徴の一つですね。
こごみ
<生息地>
日当たりが良い山道脇の山肌や田んぼのあぜ道、河川敷など水はけが良くて湿り気のある土地で生息しています。
林や森の中よりも原っぱのような場所で見つけやすいです。
<時期>
一般的に3月~6月頃が収穫時期です。
私の地域(関西)では、4月中旬~5月が収穫時期です。
こごみが出だすと山菜採りの始まりです。
<見分け方>
頭の形…丸まって中央に小さな葉が重なっている
色…黄緑色
茎…断面が三日月状
葉…細かい葉がある
産毛…なし
この3種類の山菜の中で一番早く顔を出し収穫時期を迎えるのがこごみです。
丸い頭部分の中央に小さな葉が折り重なっているのが特徴です。
また、茎の断面は三日月型で丸くないことと小さい葉がついているのも見分けるポイントです。
まとめ
生えている場所も違いますし、採れる時期もそれぞれ。
見た目もそれぞれ特徴があるので、1つずつ確認すれば初心者さんでも簡単に見分けられますね。
次回は、わらび・ぜんまい・こごみを使った料理をご紹介します。
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