28Nov
結婚後に妻の祖母が他界。
妻は喪中として年賀状を欠礼したいけれど、夫は通常通り年賀状を出そうと思っている。
こういったケースをよく聞きます。
妻側の祖父母が他界した場合、嫁いでいるので喪中にすべきではないのでしょうか?それとも妻だけ喪中ハガキを出すのはありなのでしょうか?
喪中はがき 結婚後に祖母が他界したとき妻は喪中?
一般的に自分の祖父母が他界したときの喪服期間は3~6ヶ月です。
ですが、期間内であっても人によっては喪中扱いにしない人もいますし、期間外であっても喪中にする人もいます。
喪に服すということは、故人が他界したことの悲しみからお祝い事は自粛しようと思う本人の意思です。
つまり本人の気持ちで喪に服すか服さないかに分かれるということですね。
・祖母と同居していた
・親しい間柄だった
妻側の場合、幼い頃に同居していたり、おばあちゃん子だったりする人は喪中扱いにして喪中はがきも出します。
しかし、嫁ぎ先が田舎だとよく「嫁いできたからには○○家の人間だ。」と言う言葉を聞きます。
夫側の祖父母がなくなったら妻も喪中になるし、妻の祖父母が亡くなっても夫婦で喪中にはしないという考え方ですね。
・香典など気を使わせてしまう
・遠方に暮らしていて関わりがあまりなかった
夫側の親戚に香典など気を使わせてしまうからという理由であえて伝えない人もいます。
私の友人の話でも、「自分の名前で喪中はがきを出したら香典が書留で送られてきて、そんなつもりじゃなかったのに…と困ったことがある。」ということを聞きました。
後々のことを考えてあえて喪中扱いにしない人もいるようですね。
喪中になる親族の範囲
《一般的に喪中になる親族》
・父母
・兄弟
・子供
・義父母
《喪中にする人としない人がいる親族》
・義兄弟
・祖父母
・義祖父母
《喪中の期間》
・両親、配偶者…1年
・祖父母、子供、兄弟…3~6ヶ月
喪に服すというのは、あくまでも本人の意思ということですね。
その点も踏まえて妻は喪中になるかならないかを判断しましょう。
喪中はがきを夫婦別々に出すのはあり?
結論としては、ありですが注意点もあります。
まずは、みんなが実際に夫婦別に喪中はがき・年賀状を送ったケースをご紹介しましょう。
夫の親戚や親族には、妻だけの名前で喪中はがきを出した。
また、妻側の友人には喪中はがきを、夫側の友人や会社関係には普通に年賀状を出した。
夫側の親戚に妻の名前で喪中はがきを出したケースですね。
喪中はがきを受け取った側は夫のみの名前で年賀状を出せばいいのかな?と、ちょっと考えてしまいそうですが…
ご香典などいらない気を使わせてしまうから、夫側の親族や親戚には通常通り年賀状を出した。
喪中はがきは、差出人名を妻の名前のみにして妻側の友人や会社関係者にのみ送った。
夫関係には知らせず、妻側のみに喪中はがきを出すケースですね。
毎年夫婦それぞれの年賀状にしていれば、特に違和感はないでしょう。
喪中はがき・年賀状を夫婦別にするときの注意点
離婚した?と勘違いされることも…
男性側のみの名前なら代表として一般的ですが、女性だけの名前で出した場合離婚したのかと勘違いされることもあるようです。
友人関係でややこしくなる
実際に我が家であった話ですが、夫側の祖父が亡くなったときのこと。
夫婦共通の友人には喪中はがきを送り、私だけの友人には普通に年賀状を送りました。
その友人同士が話した時に「私は年賀状をもらった」「私は喪中はがきだった」と友人を混乱させてしまったようで…
後々説明が面倒だったので、共通の内容にしておけばよかったと思いました。
送った相手を混乱させないように注意が必要ですね。
ややこしい場合は、統一してしまうのが◎
まとめ
喪中はがきはそう何度も経験があるものではないので分からないことが多いですよね。
喪中はがきは、喪中の間柄の範囲やケース別に見ることで自分がどのケースに当てはまるかが分かります。
ここでご紹介したことを祖父母が他界したときに夫婦で出す喪中はがきの参考にしてください。
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