22Dec
書き慣れていないとマナーが気になりますよね?
年賀状を上司や目上の方に書く場合に、使ってはいけない言葉についてまとめました。
社会人としてここだけは押えておきましょう!
年賀状の基本的な構造
ビジネス関係の年賀状は、こちらの3つの点を書きましょう。
・賀詞(新年のお祝いの言葉)…「謹賀新年」「あけましておめでとうございます」
・添え書き(挨拶やお礼の言葉、一言コメント)…「本年もよろしくお願い申し上げます」
・年号…「平成27年 元旦」
あとはシンプルに書けばOK!なのですが、見落としがちな点について以下解説します!
すぐに具体的な文例が知りたい方はこちらの記事へ!
>>年賀状の一言コメント文例【上司・ビジネス・親戚など目上の方へ】
上司、目上の人への年賀状!使ってはいけない言葉と押えておきたいマナー
それでは1つずつ使ってはいけない言葉と基本的な年賀状のマナーについて説明しますね。
1.賀詞が2文字や1文字は目上の方には使わない
例えば、2文字は「賀正、迎春、新春」1文字なら「寿、春、賀」などですね。
短い漢字は、引き締まって良さそうに見えますが、これらは略語であり、目上の人や上司に向けて使うのは失礼に当たります。
目上の人には4文字か改まった賀詞を使いましょう。
「謹賀新年」
「恭賀新年」
「謹んで新春のお慶びを申し上げます」
「謹んで新春のご祝詞を申し上げます」
「謹んで」「恭しく」という言葉が入ることで、相手に敬意と丁寧な気持ちを表します。
2.忌み言葉や暗い印象の言葉はNG
新年早々縁起の良くない言葉は使わないよう注意してください。
「去年は大変お世話になりました」
は「去る」が別れや死をイメージさせるものなのでNG!
「旧年」「昨年」を使うようにしましょう。
その他、避けたい忌み言葉
死、病気、衰える、枯れる、倒れる、別れる、切れる、終わる、破れる、火、燃える、壊れる、飛ぶ、傾く、流れる、落ちる、滅びる、失う、消える
3.同じ意味の言葉を重ねていないかチェック!
賀詞を重ねて書いてしまう間違いが大変多いです。
「謹賀新年 あけましておめでとうございます」
は「謹賀新年」と「あけましておめでとうございます」がかぶっています。
「新年あけましておめでとうございます」
こちらも「年が明ける」と「あけまして」がかぶっているとされます。
また、「平成30年1月1日 元旦」これも間違い。
元旦には「1月1日の朝」という意味があるためです。
4.句読点を入れてしまう
年賀状のような改まった文書には句読点「、」「。」を使わない慣習があります。
理由としては、
・年始から「区切り」を付けないため
・文章を読みやすくする句読点は失礼にあたる
・縦書には句読点はもともとなかった
など諸説あります。
句読点を付けなくても読みやすいよう、添え書きはスッキリと簡潔に書きましょう。
5.写真入りの年賀状は避けたほうが無難
結婚報告や出産報告など写真を年賀状に入れる人も多いですよね。
親しい間柄ではよいのですが、ビジネスの付き合いでは避けた方が無難です。
しかし家族ぐるみの付き合いがある場合や、仲人をつとめていただいた相手であれば問題ありません。
6.表も裏も全て印刷は味気ない
マナー違反とまではいきませんが、できるだけ一言は手書きの言葉を書きましょう。
全て印刷された文字でも気にしない方もいますが、残念、失礼だと感じる方もいます。
特別な文章でなくても手書きなら感謝や意気込みが伝わりやすいのでおすすめです。
7.カラフルなペンで書かないように
赤いペンで書くのはもっての外ですが、色ペン自体がカジュアルな印象を与えます。
仕事関係の年賀状では控え、宛名、添え書きともに黒のペンを使いましょう。
黒と言っても熱や時間が経つと消えるボールペンなどもダメですよ。
8.修正ペン、修正テープを使ってはダメ
年賀状は1年の初めに送る大切な手紙です。
書き損じた場合は、修正ペンや修正テープを使わず、新しいはがきに書き直しましょう!
気心が知れた親しい間柄ならまだしも、お世話になっている目上の方には行わないように。
まとめ
マナー色々調べて筆が重くなってしまった…という方もいるかもしれません。
ですが、個人的には細かいマナーは多少できていなくても、元旦に届く人の方がきちんとした人、好印象に感じます。
元旦に届くように段取りができるかどうか?これもデキる社会人には必要な能力ではないでしょうか。
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