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全身麻酔の恐怖!手術中に意識が戻ってしまう確率と予防法は?

昨年、卵巣嚢腫核出手術の際、全身麻酔を初体験し、
なんと、術中に意識が戻るという恐怖体験をしました。

手術中に意識が戻ることを「術中覚醒」というそうです。
今回は、私が体験した術中覚醒とその確率、また予防法などについてお伝えします。

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私が体験した術中覚醒

昨年、卵巣嚢腫が破裂してしまい緊急手術を受けたときのことです。

腹部の痛みと38度を超える高熱で意識は朦朧…
麻酔の説明もざっくり聞いたと思うのですが、全身麻酔をするということしか覚えていません。

手術は夕方5時過ぎから行いました。
麻酔自体は、数字を数える間にかかったようでストンと眠ってしまいました。
ですが、途中で意識が戻ってしまったのです。汗

あ、話し声がする…
お腹がドンドンされている…
と、わかりました。

痛みはありませんでしたが、違和感や衝撃による不快感がありました。
なんとかこの状態を伝え、もう一度眠らないと!
と、思ったのですが…
体は動かず、目も開かず、声も出ませんでした。
そうしていくらか時間が経った後、また意識が遠のきました。
術中の会話は覚えていませんが。とても怖かった思い出があります。

0.2%が体験すると言われる術中覚醒

私が体験した手術中に意識が戻ってしまう(目覚めてしまう)現象は
「術中覚醒(アネセシア・アウェアネス)」と呼ばれるそうです。

そして、「術中の意識があり、そのことを記憶している」人は
0.2%程度の確率で発生するそうです。
0.2%ということは500人に1人。
日本では年間全身麻酔件数が500万件あるので、
年に1万人ほどの人が術中覚醒を経験していることになります。

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どうして術中覚醒が起きるの?

術中覚醒が起きてしまうということは、麻酔が効いていなかったのでしょう。
そもそも患者の麻酔が効いているのかどうか?
麻酔医によると、これは正確に把握することができないそうです(!)

脳波モニター(BISモニター)が最も有効だと言われていますが、これも100%ではないそうで…
患者の体質(麻酔が効きにくい体質)や、麻酔医の経験などにより起こってしまうと考えられます。

術中覚醒の現象を体験しないためには?

もう二度とあんな体験はしたくない!
でも、「麻酔強めでお願いします」って言うのもちょっと不安ですよね。
強くかけすぎて副作用が強く出たり、後遺症が残るのも心配です。

そして、1年後また全身麻酔を受けることになった私。
なんとかしないといけないと思い、麻酔の説明を受ける際に担当医(前回とは別の先生)に相談してみました。

前回、途中で意識が戻ったんですよ~という話をすると、苦笑い&少し狼狽?のご様子。
「それは悪かった、申し訳なかったね」
「手術記録には載っていなかったので 今聞いておいてよかったよ」と。

すみません、さすがに言えなかったです^^;

そして、今回は脳波モニターを着けましょう!とのこと。
って、前回は着けていなかったのですか!というオチでした。

まとめ

500人に1人の確率で手術中に意識が戻ってしまう現象があるが、100%確実にこれを防ぐ方法は今のところない術中覚醒。
しかし、脳波モニターを使用したり、麻酔医の経験によって少しは対策ができそうです。

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