19Jun
トマトを使う料理を作る時、トマト缶を使うと便利ですよね!
でも、トマト缶を買いに行くと、ホールトマトとカットトマトの2種類あって、どちらを買おうか迷ったことはありませんか?
またカットトマトかと思ったら、「ダイストマト」という名前だったりもするんですよね。
今回は、ホールトマト缶とカットトマト缶の違いや、料理での使い分けについてご紹介します!
ホールトマトとカットトマト、ダイストマトの違いは?
ホールトマトとカットトマト、どちらもトマトの皮をむき、トマトジュースやトマトピューレ、水などに漬け込んだものです。
形状によって味の違いはあるのでしょうか?
実際、同じメーカーのトマト缶を食べ比べてみると、ホールトマトのほうが少し味が濃いような感じがしましたが、味自体にはそこまで大きな差は感じられませんでした。
しいて言うなら、ホールトマトは種が入っていますので、種を噛むと酸味や苦みを感じるといった差はあります。
その他のそれぞれの違いは、次のようなところです。
ホールトマト
メーカーによって違いはありますが、細長い種類のトマトを使っていることが多いです。
潰さず丸ごと漬け込んだものなので、加熱することで濃厚な味わいを楽しむことができます。
柔らかいので煮込むと潰れやすく、煮込み料理やトマトソースなどにとても向いています。
カットトマト
こちらは、丸いトマトをサイコロ状にカットしてから漬け込まれています。
加熱しても潰れにくいという特徴があり、果肉のゴロっとした感じを活かしたい料理にお勧めです。
ダイストマト
四角い形にカットしているカットトマトのことをダイストマトとして販売しているメーカーもあります。カットトマトとダイストマトは同じものです。
ホールトマトとカットトマトの使い分けは?
ホールトマトのおすすめ料理
ホールトマトは煮込み料理に適しています。
トマトスープやトマトソース、ハヤシライスやチキンのトマト煮込みなど、煮込み料理ならどんな料理でもお勧めできますね。
私のお勧めは、チキンのトマト煮込みです。
鶏肉を焼いて玉ねぎなど好きな野菜を炒めたら、ホールトマトを入れて煮込み、塩コショウなどで味を調えるだけで出来上がりです。
とても簡単で失敗がないのでお勧めですよ。
他に、カレーを作る時、水の代わりにホールトマトを入れるといつもと違う感じになります。
少し酸味のある味になって、いつものカレーとは少し違って美味しいですよ。
写真は、トマト一缶と水を入れて作ったときのものです。
見た目はいつもよりかなりトマト色になりました。
煮込むとトマトの形は全くといっていいほどなくなりましたが、食べていると時々トマトの種に気が付きます。
なので、カレーにトマト缶はトマトが苦手という人には向かないかもしれません。
味は、カレーというよりは、カレーとハヤシライスの間のような味になります。
あと、ミートソースも失敗なくできますね。
玉ねぎなどの野菜をみじん切りしたものを炒め、ホールトマトを加えて煮込みます。
お好みでトマトケチャップやコンソメ、塩などを加えて出来上がりです。
パスタに乗せても美味しいですが、我が家ではご飯の上にミートソースをかけて、たっぷりのチーズを乗せて焼いたドリアが好評です。
カットトマトのお勧め料理
カットトマトは果肉がしっかりいているので、トマトの食感を楽しみたい料理に向いています。
ミネストローネやラタトゥイユ、魚やハンバーグにかけるソースにお勧めです。
煮込み料理でも、トマトの感じを味わいたいときには、ホールトマトよりカットトマトの方がお勧めですよ。
うちの家族はみんなトマトが大好きなので、カットトマトをよく使います。
トマト煮込みスープの時もカットトマトの方が好きなようです。
他に、オムレツを作るときに好きな野菜とカットトマトを入れると、ボリュームもアップして簡単におかずを作れますよ。
生のトマトをカットするのは大変なので、カットトマト缶を家に常備しておくととても助かります。
ホールトマトの代用にトマトジュースは使える?
ホールトマト缶が家にないとき、トマトジュースで代用ができます。
トマトジュースは果肉が入っていませんのでトマトの食感は全くないですが、ホールトマト缶より一缶の量が少ないので使いやすいです。
一つ注意してほしいのが、トマトジュースに食塩が含まれているかどうかです。
最近では食塩無添加のものが増えてきていますので、料理に使うことを考えると、普段から食塩無添加のものを買うのがお勧めです。
個人的には、飲むときでも食塩が入っていないほうが美味しいと思いますよ。
まとめ
何かと使えるトマト缶、我が家では常に常備しています。
トマトが大好きで食感が残っている方が好きなので、いつもカットトマト缶を買っています。
トマト缶は賞味期限も長いですし、色んな料理に使えます。
それぞれの家庭の好みに合わせて、ホールトマトとカットトマトを使い分けるといいでしょう。
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