8May
レシピ本やスーパーなどでよく見かける「大葉」は、「シソ」と見た目が同じですよね。
大葉とシソの葉には、どこか違いがあるのでしょうか?
また、大葉によく似たエゴマの葉についてもお伝えします。
大葉とシソの葉の違い
大葉とは
スーパーの薬味コーナー。
シソを探していたら、大葉しかなくて困ったという経験はありませんか?
実は、大葉は「シソ」の一部分を指す呼び名です。
シソは、実・芽・花穂など、成長段階に応じて色々な部分が食用とされています。
かつて、シソを販売するときに、それらの部分を区別する必要がありました。
シソを販売する際、青じその葉の部分を「大葉」として販売するようになったと言われています。
つまり、「大葉」とはシソの一種で、「青じそ」を食用として使用するときに使われる呼び名なんです。
大葉と紫蘇の葉は違うの?
紫蘇(しそ)には大きく分けて「赤紫蘇(あかじそ)」と「青紫蘇(あおじそ)」の二種類がありあす。
「赤紫蘇」は、梅干を付けるときの色付けやジュースなどに使われることが多いですね。
「青紫蘇」は香味野菜として使用され、葉を販売するときに「大葉」と呼ぶようになりました。
つまり、「大葉」と「青じそ」は同じものを指すのです。
大葉とエゴマの葉の違い
えごまの葉とは
「えごまの葉」はよく韓国料理に使われていますよね。
焼き肉を包んで食べるサンチュの一種として使ったり、葉を醤油漬けやキムチにして食べる方法もあります。
チヂミに入れると苦みが気にならないので美味しく食べられます。
大葉と同じシソ科の植物で、見た目がとてもよく似ています。
えごまとしその見分け方
えごまとシソの葉はとてもよく似ていて、一目では見分けがつかないくらいです。
しかし、よく見るとえごまの葉はシソの葉より輪郭が少し丸くなっています。
こちらがえごまです。
シソの葉はギザギザと尖っています。
こちらは、シソの葉です。
比べ見ると、違いがよくわかりますね。
エゴマは、香りに独特の風味があって、シソより少し癖が強いのが特徴です。
えごまの葉は少し苦みがあるので、食べるとシソの葉との違いがよくわかります。
えごまは大葉の代わりにできる?
大葉が欲しくてスーパーに行ったのにえごまの葉しかないとき、えごまの葉は大葉の代わりになるでしょうか。
見た目はよく似ていて同じシソ科の植物ですが、前の章でもお伝えしたように、えごまの葉は香りに特徴があります。
大葉の葉の香りには親しみがありますし、えごまの葉との違いにはすぐに気が付くでしょう。
個人的には、えごまの葉は大葉の代わりには使いたくないなぁと思います。
私は大葉の爽やかな風味が好きですが、もっと強い香りや香味野菜が好きな人は、えごまの葉が好きだという人もいるでしょう。
まとめ
「大葉」を食べた時は、爽やかな風味と香りが食欲を誘います。
天ぷらにしたり、刻んでパスタに入れたり、お肉に挟んでカツにしたりと、どんな料理にも合いますよね。
えごまの葉には強い香りがあり、少し苦みを感じる人が多いのではないでしょうか。
韓国料理や濃い味付けの料理に合わせると美味しく食べられます。
両方とも特徴のある香味野菜なので、自分の好みや料理によって使い分けることをお勧めします。
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