19Nov
インフルエンザ予防に換気と聞きますが、家族にインフルエンザ患者がいないなら、換気は意味がないのでは?
むしろ窓を開けることで外からウイルスが入ってきそう…
と、思いませんか?
換気をすると、せっかく加湿した湿度が下がるし、気温も下がるんですよね…
今回は、換気は本当にインフルエンザや風邪の予防になるのかについてお伝えします。
インフルエンザや風邪の予防に換気は効果は?
インフルエンザ予防は、うがい、手洗い、加湿、換気…など聞きますが、本当に効果があるのでしょうか?
たしかに、家族にインフルエンザになった人がいたら、換気をすることで部屋の中に漂うウイルスを外に出すことができます。
しかし、誰もインフルエンザになっていないのに、わざわざ換気って必要なのでしょうか?
インフルエンザが流行中の場合、外からウイルスが入って来そう…って思ってしまうのですが><
また、1時間に1回の換気!などよく聞きますが、空気を入れ替えたら、せっかく加湿も温度も下がってしまうので、あまりしたくないという本音もあります。笑
温度が下がると、子どもも寒がりますし、換気にそんなに効果がないならやりたくないですよね。
…と、思って色々調べてみますと、やはりインフルエンザ予防目的の換気は、家族にインフルエンザ患者がいる場合に積極的に行った方がよいようです。
しかし、誰も病気になっていないときでも換気はした方がよいことがわかりました!
その理由はこちらです。
汚れた空気を入れ替える
ファンヒーターなど、燃焼系の暖房は一酸化炭素を発生させます。
また、普通に生活するだけでも、二酸化炭素は出ますよね。
汚れた空気の中にいると、鼻の中や喉が傷つき、インフルエンザにかかりやすくなってしまいます。
窓を開けてもウイルスの数は増えない
外の方が人口密度が低いので、空気を入れ替えても室内のインフルエンザウイルスは増えないそうです。
また、誰もインフルエンザ患者がいないから室内は安全というわけではなく、インフルエンザの潜伏期間の可能性もあります。
換気をしても室内のインフルエンザウイルスは増えません。
むしろ、新鮮な空気と入れ替えることでインフルエンザ予防につながります。
ただし、換気をするときは注意点があります。
次の章で説明しますね。
インフルエンザや風邪予防の換気は湿度に注意!
換気をする際は、湿度の低下に気をつけましょう!
部屋の湿度はどのくらいがよい?
部屋の中は暖房などを使うことによって空気が乾燥しています。
乾燥している状態はウイルスが飛びやすい状態ですし、喉や鼻の粘膜が弱る原因にもなります。
部屋の湿度が40~60%になるとウイルスの生存率は低下しますので、加湿器を使ったり洗濯物を部屋干しするなどして湿度を適切に保つようにしましょう。
換気で湿度が下がったら?下がらないようにするには?
冬は外の空気が乾燥しているので、換気することによってさらに湿度が下がってしまう心配があります。
湿度が下がらないようにするためには、加湿器を使うのがおすすめです。
エアコンをつけている時は、エアコンの真下に置くと部屋全体に蒸気が広がりますよ。
エアコンが動いていないときは、できるだけ部屋の真ん中あたりに置くといいでしょう。
部屋の換気をするときのポイント4つ
インフルエンザ予防のために、部屋を換気をするときのポイントはこちらです!
1時間に1回換気する
5~10分程度でじゅうぶん効果がありますので、長い時間換気をし続けるのではなく、短い時間でもこまめに換気をすることが大切です。
風通りをよくする
1か所だけ窓を開けても、換気の効果はあまりありません。空気の入り口と出口を作るために2か所以上の窓を開けておくようにしましょう。その時、対角線上にある窓を開けると空気の通り道ができますので、部屋の空気を効率よく入れ替えることができます。
扇風機を使う
窓が一つしかない部屋や空気が流れにくい部屋の場合、扇風機を使うと上手く換気することができます。扇風機というと夏に使うイメージがありますが、換気だけでなく、部屋を効率よく暖めるときにも役立ちますので、ぜひ冬でも活用してみてください。
普段から部屋の掃除をしておく
これは意外に思われるかもしれませんが、普段から掃除をしておくことが大事です。もし、部屋がホコリだらけだと、換気で空気が通るときにホコリといっしょにウイルスが巻き上がってしまうからです。
最後に
寒くなると、つい換気をしない時間が長くなってしまいますよね。
インフルエンザや風邪予防には一定の効果がありますので、こまめに換気をしましょう。
換気をするときは湿度にも気をつけたいですね!
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