14Nov
インフルエンザかもしれないと思った時、どのタイミングで病院に行けばいいのか迷ったことはありませんか?
微熱の場合など、様子を見てしまう人も多いのではないでしょうか?
しかし、検査のタイミングを逃すと薬がしっかり効かないこともあるのです。
今回は、インフルエンザの検査と抗インフルエンザ薬の効果的な服用についてお伝えします。
インフルエンザ検査のタイミング いつからわかるの?
インフルエンザ検査の方法
インフルエンザの検査としては様々な方法がありますが、最も一般的なのは、迅速診断キットによる検査です。細くて長い綿棒を鼻の奥まで入れて、それについた鼻水などで検査をします。
(結構、痛いんですよね…)
迅速検査キットは、検査結果が出るまでに10~15分程度しかかからず、簡単に行えるという利点があります。
インフルエンザ検査の偽陽性とは?
インフルエンザ発症初期、ウイルスの数が少ないと「陽性」の反応が出にくく、インフルエンザに感染しているのに「陰性」という結果が出ることがあります。このことを「偽陰性」といいます。
インフルエンザ検査はいつからわかる?
検査のタイミングが早すぎると、正確な検査結果が出ないこともあります。
そのため、ウイルスが体内で増殖してくる、発症後12時間を過ぎてから検査をしましょう。
インフルエンザ検査のタイミング 微熱のときは?
インフルエンザ検査は熱が出てから12時間後から
インフルエンザに感染すると、高熱が出るなどの急な症状の場合が多いです。しかし、微熱から症状が出始めて後から高熱が出るという人もいますよね。そんなときは、本格的に高熱が出始めた時から時間のカウントをしましょう。
インフルエンザ検査 微熱の場合はどうする?
インフルエンザワクチンの接種をしているなどの理由で、症状が軽く済むこともあります。その場合は高熱が出ないこともあるんです。我が家の娘がインフルエンザに感染した時もそうだったんですが、高熱は出ず、全身状態もそれほど一般的な風邪の時と変わらないという程度でした。他の家族がインフルエンザに感染していたので念のために検査をしてもらうと、「陽性」反応が出たという経験があります。
微熱の場合でも、インフルエンザや風邪のような症状が出始めてから半日(12時間)以上経っていれば、感染していれば検査で陽性が出ます。
風邪かな?くらいの少症状でも家族にインフルエンザ感染者がいれば、インフルエンザの可能性が高いです。
同じ型のインフルエンザに感染しても、症状は人それぞれ違います。
微熱の場合でも体調をしっかりとチェックしてくださいね。
インフルエンザ検査はいつまでできる?
インフルエンザ検査は、症状が出はじめてから12時間以降検査しましょう!
では、すぐに病院に行かなかった場合、いつまで検査できるのでしょうか?
結論からいえば、インフルエンザの症状が出続ける限り陽性反応が出ます。
ただし、ここで注意点があります。
インフルエンザを患ってから時間が一定の経過しすぎると、抗インフルエンザ薬の効果が薄くなってしまうのです。
抗インフルエンザウイルス薬の服用について、厚生労働省は次のように提言しています。
抗インフルエンザウイルス薬の服用を適切な時期(発症から48時間以内)に開始すると、発熱期間は通常1~2日間短縮され、鼻やのどからのウイルス排出量も減少します。なお、症状が出てから2日(48時間)以降に服用を開始した場合、十分な効果は期待できません。効果的な使用のためには用法、用量、期間(服用する日数)を守ることが重要です。
つまり、発症から48時間以上経ってしまうと、薬を服用してもあまり効果が期待できないということです。
抗インフルエンザ薬を効果的に使用するためにも、検査してもらうタイミングを逃さないようにしましょう!
まとめ
子どもがインフルエンザかもしれないとき、何度も病院に行くのは大変ですよね。発症後の検査のタイミングを逃さないように注意しましょう!
まだまだ検査できる病院は少ないですが、発症後12時間以内でもインフルエンザ検査ができる病院もあります。
薬を適切な時期に服用するためにも、全身の状態をチェックしながら受診のタイミングを逃さないようにしましょう。
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