14Apr
花粉症に効果がある市販薬として、アレグラとアレジオンという商品名をよく聞くようになりましたよね。
どちらを選べばいいのか迷った人のために、今回はこの二つの薬の効果や違いについてお伝えします。
花粉症の薬 アレグラとアレジオンの違いは?
アレグラとアレジオンについて、成分・副作用・価格を比較しました。
成分について
・アレグラの成分
フェキソフェナジン塩酸塩
フェキソフェナジン塩酸塩は、アレルギーの原因となる物質(ヒスタミンなど)の作用を抑える抗ヒスタミン成分です。
アレルギーによって出てしまった症状を鎮めるだけでなく、症状を引き起こす物質が体内に放出されないよう元から抑え、さらに症状の悪化も防いでくれます。
花粉やハウスダストによるくしゃみ、鼻水、鼻詰まりなどのアレルギー症状を改善します。
・アレジオンの成分
エピナスチン塩酸塩
アレジオンは、第2世代抗ヒスタミン成分であるエピナスチン塩酸塩が配合されています。
鼻水、鼻づまり、くしゃみなどのアレルギー性鼻炎症状を鎮め、さらにアレルギーを引き起こす原因物質の発生を抑え、鼻炎症状の悪化も防ぎます。
副作用について
・アレグラの副作用
抗ヒスタミン成分は、脳に入ると眠気を起こしたり集中力が低下することがあります。
しかし、アレグラは脳に入りにくい薬なので眠くなりにくく、集中力が低下しにくいとされています。
また、唾液分泌への影響が少なくなっていますので、口が乾きにくいのが特徴です。
・アレジオンの副作用
エピナスチンは脳内に移行しにくいため、眠くなりにくく集中力の低下が起こりにくい薬です。
また、抗コリン作用が弱く、眠気や口の渇きの副作用が少ないのが特徴です。
どちらも副作用が少ないとされる花粉症薬になります。
価格について
アレグラもアレジオンも市販薬で、ドラッグストアで購入することができます。
私がいつも行くドラッグストアの価格はこちらでした。
・アレグラの価格
アレグラFX14錠(7日分):1,419円
アレグラFX28錠(14日分):2,037円
・アレジオンの価格
アレジオン20 6錠(6日分):1,490円
アレジオン20 12錠(12日分):2,138円
1箱の価格は同じくらいでしたが、アレグラFXの方が錠剤が多いので、お得ですね。
アレグラとアレジオン どっちが効くの?おすすめは?
夫は、以前、花粉症で病院で薬を処方してもらっていました。
しかし、なかなか診察時間内に行くことができないため、アレジオンが薬局で買えるようになるとすぐにアレジオンの服用を始めました。
アレジオンを飲みはじめて、最初の年は効果を感じたようで、症状が軽くなったそうです。1日1回の服用というのも楽だったとも言っていました。
※夫は寝る前に飲んでいたので、眠気の副作用は不明。
しかし、2年目の服用を始めた頃から効果が感じられなくなったようで、症状が治まらなかったので病院で薬を処方してもらっていました。
アレグラFXが薬局で買えるようになってからは、アレグラを服用してみることに。
アレジオンより効果が感じられたようで、症状がかなり楽になったようです。
1日2回の服用ですが、全く眠気は感じないと言っていました。
夫には合っていたようですね。
花粉症の友人たちにも聞いてみましたが、長年花粉症に困っている人や重度の花粉症の人は、アレジオンは効果が出にくいという意見が多かったです。
アレグラFXのほうが人気がありました。
ただ、アレジオンは1日1回の服用でいいので、飲み忘れが心配な友人はアレジオンを服用していると言っていました。
アレグラとアレジオン 同時や一緒に飲むのはあり?
アレグラとアレジオンの成分はどちらも「抗ヒスタミン成分」ので、同時に服用すると副作用の危険が高まります。
同時に服用しても効果が高まるということはありませんし、過剰摂取になるので絶対にやめましょう。
もっと症状を抑えたい場合や鼻水以外の症状が気になる場合は、医師の診断を受けることをおすすめします。
まとめ
アレグラとアレジオンの効果と副作用にはほとんど違いがありませんが、成分は全く違います。
薬が自分の体質に合うかどうかは、実際に服用してみないとわからない場合が多いですし、人によっても違いますよね。
花粉症の薬は長期間服用しますので、1日の服用回数を含めて検討しましょう。
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