4Dec
インフルエンザにかかってしまった家族がお風呂に入る時、他の家族にうつってしまうか心配になりますよね。お風呂がインフルエンザの感染経路になってしまうことがあるのか、今回はインフルエンザ患者のお風呂の入り方についてお伝えします。
インフルエンザ お風呂が感染経路になる?
インフルエンザウイルスは、お風呂で感染する確率は低いと言われています。その理由は、気温20度以上、湿度50%以上の状況の下ではインフルエンザウイルスの感染力が弱まるからです。湿度50%を超えると、インフルエンザウイルスは3%ほどしか生きられないと言われていますので、お風呂のような高温多湿の環境ではほとんどうつることはありません。
インフルエンザのときタオルは共有していい?洗濯は?
インフルエンザに感染した人が使用したタオルを使うと、タオルに付いたウイルスに感染してしまうことがあります。家族であればタオルを共用している人が多いでしょうが、感染を防ぐためにタオルの共有は止めましょう。
お風呂場のタオルやバスタオルだけでなく、トイレや台所のタオルなど、感染者は専用のタオルを使うようにしてください。
使用後のタオルは一緒に洗濯してもいい?
洗濯は、感染者の使ったものと他の家族のものを一緒に洗っても問題ありません。洗濯することでウイルスは壊れてしまって簡単に不活性化してしまいますので、感染者のものだけ特別に消毒や漂白をしないといけないということはありませんよ。
インフルエンザ感染者のお風呂の順番は?
先ほどお伝えした通り、お風呂でインフルエンザがうつることはほとんどありません。
しかし、もしインフルエンザに感染した人が最初にお風呂に入ってしまうと、脱衣所などにウイルスが残ってしまうことが考えられます。脱衣所のドアノブや電気のスイッチなど、接触感染でうつってしまうことを防ぐため、万が一のことを考えて、感染している人は最後に入ることをお勧めします。
感染した人がお風呂に入った後は、ドアノブや電気のスイッチなど、触ったところを除菌ウエットティッシュなどで拭いておくと更に安心できますね。
我が家の場合は、インフルエンザに限らず、風邪の時でも感染した人は最後にお風呂に入るようにしています。そうすることで他の家族への感染の確率が少しでも低くなりますし、他の人が入った後は、お風呂の中が蒸気で温まっているので入りやすいという利点もありますよ。
まとめ
お風呂場では、インフルエンザが絶対にうつらないというわけではありません。他の家族への感染を防ぐために、タオルは専用のものを使って、最後に入るようにしましょう。
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