5Dec
家族がインフルエンザに感染した時、家族間の感染を防ぐためにできるだけの対策をしておきたいですよね。では、具体的にはどうすればいいのかについて、すぐにできる予防方法をご紹介します。
インフルエンザの家族感染を防ぐには?すぐできる予防方法8つ!
感染者の部屋は個室にする
インフルエンザの主な感染経路は、「飛沫感染」と「接触感染」です。
「飛沫感染」は、感染した人からくしゃみや咳・鼻水などでウイルスを含んだ飛沫が飛び散り、それを口や鼻から吸い込んでウイルスが体内に入り込むことによって起こる感染です。
「接触感染」は、感染した人の咳、くしゃみ、鼻水などがついた手で触れたところを、別の人が触れることで間接的に感染することを言います。
家族は感染者と同じ空間にいると、感染する確率が高くなってしまいます。なるべく別の部屋で過ごすようにしましょう。
マスクを着用する
マスクは、飛沫感染の予防としても、のどの保湿対策としても効果があります。感染した家族がマスクを着用するのはもちろんのことですが、他の家族もマスクを着用することをお勧めします。マスクを着用することで、手で自分の口や鼻を触ってしまうことを防げるので接触感染の予防にもなりますよ。
加湿器などで部屋を加湿する
ウイルスは、乾燥している低温の環境では長生きしてしまいます。湿度50%以上になるとウイルスは感染力を失いますので、加湿器を上手に活用しましょう。加湿器がない場合は、霧吹きで水分をまいてみたり、濡れたタオルを干したり、水を入れたコップなどを置いて部屋の湿度を上げることが大切です。
食器、タオルの共用はしない
感染した人が使ったタオルは感染源になりやすいので、専用のタオルを用意してください。また、感染した人が使った食器やコップなどをそのまま使用したり、残した物を食べたりすることは絶対にやめてください。
こまめに手洗いをする
インフルエンザウイルスは、感染した人の体から外に出た後も数時間は生きています。ですから、感染者が触ったところに触れてしまうとウイルスが手についてしまいますので、こまめに手洗いすることが大切です。石鹸でしっかり洗って、アルコール消毒をすると更に効果的ですよ。
使ったティッシュは蓋つきのゴミ箱へ捨てる
感染した人が使ったティッシュには、鼻水や唾液と一緒にウイルスが大量に含まれています。他の人が触れてしまわないように、そのままゴミ箱に入れず蓋つきのゴミ箱に入れるか、ない場合はビニール袋に入れて密閉しましょう。
水分補給を心がける
水分を摂ると、喉が潤うのと同時に喉についているウイルスを洗い流す効果があります。インフルエンザウイルスは喉の粘膜に付いたままにしておくと体内に入り込みますが、水分で胃に流し込むと胃酸でやられてしまうんです。こまめに水分補給することも大切ですよ。
部屋の換気をする
室内に長時間ウイルスがとどまっていると、当然感染するリスクが高くなりますので、適度に部屋の換気をしましょう。
まとめ
このように、インフルエンザから家族を守る方法は、特に難しいものではなく、すぐに実行できるものばかりです。乳幼児や高齢者は免疫力が弱く、インフルエンザに感染すると重症化しやすいために注意が必要なので、もし家族が感染したらできるだけの対策をして、他の家族への感染を防ぎましょうね。
関連記事
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。