1Mar
先日、テレビで、ホテルブッフェの特集をしていました。
「ブッフェ?ビュッフェとは違うの?同じものなの?」
ということで今回は、ブッフェとビュッフェの違いについて、徹底リサーチ!
発音やら、最近のトレンドについてまとめました。
ブッフェとビュッフェの違いは?どっちが正式なの?
ブッフェとビュッフェは、何が違うのでしょうか?
実は、日本で使われている「ビュッフェ」と「ブッフェ」は同じ意味です。
フランス語の「buffet」を日本語読みにしたときの発音の違いになります。
「buffet」は、元々「飾り棚」という意味です。
飾り棚にちょっとした料理を置いて立ったまま食べるスタイルが流行し、次第に列車や劇場にある簡易食堂にて、自分で好きな料理をお皿にとって食べる軽食をビュッフェ(ブッフェ)とされるようになりました。
ビュッフェというと、ちょっとお洒落で上品なイメージがありますが、元々はカジュアルな食事スタイルだったのですね。
日本では、レストランブッフェ、ホテルビュッフェなどの言葉でも使われます。
ブッフェとビュッフェはどっちが正しい発音?
ここで気になるのが、ブッフェとビュッフェ、どちらの発音がよりフランス語に近いのか?ということですよね。
実際に発音を聞いたほうが早いと思いますので、こちらのリンクからどうぞ。
→ 「buffet」のフランス語の発音をGoogle翻訳で聞いてみる!
スピーカーマークを押したら発音が聞けますよ。
フランス語だと、「ビュフェ」って聞こえませんか?
小さい「ッ」があるような、ないような…
「ブッフェ」と「ビュッフェ」なら、「ビュッフェ」の方が近い発音なのではないでしょうか?
念のために、英語での発音も確認してみましょう!
→ 「buffet」の英語の発音をGoogle翻訳で聞いてみる!
英語だと「バッフェ」「バフェイ」に聞こえますね!
ということで、「ブッフェ」は英語読みから由来していると考えられます。
「バッフェ」という呼び方もあって、沖縄では、ブッフェを英語読みの「バッフェ」と呼ぶそうです。
「ビュッフェ」はフランス読み、「ブッフェ」は英語に近い読み方でした。
buffetはフランス語から来ていることを考えると、「ビュッフェ」の方が正しい発音といえるかもしれません。
「ビュッフェ」と「ブッフェ」はどちらが一般的?
「イタリアンビュッフェ」とビュッフェを使っているお店もあれば「ブッフェスタイルのお店」とブッフェと使うお店もありますよね。
「ビュッフェ」と「ブッフェ」では、どちらの単語の方がよく使われているのかを調べてみました。
赤い色の折れ線が「ビュッフェ」、青色の折れ線が「ブッフェ」を表しています。
これを見ると、まだまだ「ビュッフェ」の方が検索数が多く、多くの人が使っているようですね。
ビュッフェとバイキングの違いは?
ちなみにビュッフェ(ブッフェ)とバイキングの違いは、わかりますか?
どちらもセルフサービスの食べ放題でしょ!
という認識は間違いです。
ビュッフェとは、「セルフ方式での立食」という意味で、そこに「食べ放題」という意味は本来含まれていません。
そのため、例えば、結婚式の二次会がビュッフェスタイルと聞いて、「やったー!食べ放題だ♪」と思っても、ぬか喜びになってしまいますね。
飲食店によっては食べ放題のビュッフェもありますが、必ずしもビュッフェ=食べ放題ではないことを覚えておきましょう。
ちなみに、バイキングは日本で作られた和製英語ですね。
日本のレストランが命名した言葉で、スウェーデン料理で食卓の上にいろいろな料理を並べ自由に取り分けて食べる「スモーガスボード」スタイルを参考に考えられました。
海外では「バイキング」では通じないので、「ビュッフェ」または「ブッフェ」と言いましょう。
おわりに
ビュッフェとブッフェの違いは、発音の違いで同じ意味で使われます。
ビュッフェはもともと、フランス語から来ており、「ブッフェ」は英語読みになります。
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