25Jun
喪中の場合、年賀状は欠礼しますが、暑中見舞いや残暑見舞いはどのようにすればよいのでしょうか?
自分が喪中の場合、相手が喪中の場合に送る、具体的な文例もご紹介します。
暑中見舞い 喪中の場合も送ってもいいの?
友人や会社の先輩、上司、お世話になっている人と暑中見舞いのやり取りを毎年している人は、喪中の時はどうするべきか困りますよね。
毎年しているのに、今年はなかったら変に思われてしまうかな…?
でも、喪中だし…と悩んでいる人もいるでしょう。
喪中の時でも暑中見舞いを送るのは問題なしです。
暑中見舞いは季節の挨拶状でお祝い事ではありませんので。
ですが、通常の場合と違い出す時に注意しなければいけない点があります。
注意する点は次の2点です。
・暑中見舞いに使うハガキは派手なものではなく控えめなデザインのものを選ぶ。
・重ね言葉は使わない。「ますます」「度々」など。
※重ね言葉は繰り返す=不幸事を繰り返す…となってしまうのでNG
喪中とは、故人を尊び偲んで喪に服す期間です。
お祝い事を避け派手な行動は控える時期なので、そのことを考えてハガキ選びをしましょう。
暑中見舞い 自分が喪中のときの文例
では、自分が喪中の時はどのような文面で送ればいいのでしょうか?
ケースに合わせた文例をご紹介しましょう。
相手が喪中であることを知っている場合
「暑中お見舞い申し上げます。
暑さ厳しく夏本番となりましたが、お変わりなくお過ごしでしょうか?
先日は○○の葬儀に参列頂きありがとうございました。
無事、四十九日を終え、今は家族支え合いながら心穏やかに過ごしております。
これから更に暑さが厳しくなってきますが、お体に気をつけお過ごしください。」
文面にお葬式に参列してくれたお礼や相手が心配しないように近状を報告するような文面にしましょう。
相手が喪中であることを知らない場合
送る相手と故人に面識があれば、他界したことを報告します。
その場合の文例はこちら
「暑中お見舞い申し上げます。
蝉の鳴き声が夏本番を知らせる今日この頃。
ご家族変わりなくお過ごしでしょうか?
私事ではございますが、○月に○○が他界いたしました。
生前は何かとお世話になり深く感謝を申し上げます。
暑さが厳しい日が続きますが、お体を壊されないようにご自愛ください。」
故人と面識がなければ、敢えて伝えない場合もあります。その場合は通常の文面で送りましょう。
暑中見舞い 喪中が相手の場合の例文
では、相手が喪中の場合はどんな文面にすればいいのでしょうか?
例文を紹介します。
相手が喪中の時の例文
「暑中お見舞い申し上げます。
暑さ厳しい日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?
○○さんがお亡くなりになり、ご家族の皆様においては寂しい日をお過ごしのことと心中お察しいたします。
お悔やみ申し上げますとともに、心よりご冥福をお祈り申し上げます。
暑い日が続きますが、どうぞ心穏やかにお体には気をつけてお過ごしください。」
文面には季節の挨拶や相手を労い気遣う言葉を入れたシンプルなものにしましょう。
また、送る時期にも注意が必要です。
送る時期は49日を過ぎてから…相手の気持ちが一段落落ち着いてからにしましょう。
まとめ
喪中の時にはハガキや文面に注意が必要です。
特に重ね言葉は書いてしまいがちなので、気をつけましょう。
「くれぐれもご自愛ください…」の「くれぐれ」や「生前はいろいろお世話になり…」の「いろいろ」は重ね言葉です。
挨拶状によく使われる重ね言葉は意外に多いので使わないように注意しましょう。
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