1Dec
節分といえば、豆まきに恵方巻イワシといったところでしょうか^^
転勤で山口に住んだときのこと。
節分の日にスーパーに行くと、鮮魚コーナーのイワシと並んでたくさんの鯨肉が!
どうやら山口では節分に鯨肉を食べる風習があるのです。
その意味や気になる味、妊娠中の食べ方についてお伝えします。
節分の食べ物に鯨肉とは?
山口県は捕鯨発祥の地であり、古くから鯨を食べる文化がありました。
現在では商業捕鯨が禁止されていますが、スーパーなどで普通に売っている割と身近な食材です。
節分には「大きなものを食べるのが縁起が良い」とされており、イワシなどと同様に縁起の良い食べ物とされています。
ちなみに節分だけでなく、年末年始もお正月用に鯨がたくさん並ぶ時期です。
食べ方としては、竜田揚げや鯨のメンチカツに加工したり、ベーコンやブロックの形の刺身としても売っています。
お値段は1パック400円~くらいで、牛肉よりちょっと高いという感じでしょうか。
鯨肉ってどんな味がするの?
主人が昔給食でくじら肉を食べていたと言うので聞いてみました。
竜田揚げなどで食べていたそうですが、ボソボソして美味しくなかったと言うのです。
まぁ昔の給食ですし、子供の味覚なのでどうなのでしょうか。
ということでインターネットでも調べてみました。
するとやはり給食で食べていたくじら肉は、美味しくなかったという思い出の方が多いよう。
鯨とひとくちに言ってもマッコウクジラやミンククジラがいるのですが、その中でも安価なマッコウクジラは給食時出ていたのではないかと分析する方もいました。
鯨肉ってやっぱりまずいのか…
と思いきや、刺し身はすごく美味しい!という書き込みも発見。
特に「尾の身」は、マグロの大トロをもっと濃厚にしたような味でとろけるように美味しいらしいです。
ただしクジラの臭いというか、独特の匂いがあるそうです。
人によっては牛肉とレバーの間の味という方もいますし、馬刺しに近い味という方も。
鶏のレバーだっておいしいか美味しくないか好みが分かれるところなので、鯨肉も食べる人によっておいしいか美味しくないか意見が分かれるところかもしれません。
鯨肉は妊婦は食べない方がいい?
だんだん鯨肉に興味が湧いてきました。
でも妊婦さんが食べる場合は注意が必要です。
マグロ類やサメ類、深海魚類、鯨類(鯨、イルカ)は、メチル水銀濃度が高い水産物とされており、胎児の中枢神経の発達に影響を及ぼすとされています。
そのためこれらの水産物は食べ過ぎないようにしましょう!
全く食べてはダメ!というわけではなく、週一回以内で合計50~100g以下として食べるようにとされています。
そんなにたくさん食べる事はないと思いますが、妊娠中の方妊娠希望の方は頭の隅に留めておきましょう。
まとめ
捕鯨・鯨を食べることについては、賛否両論ありますよね。
たくさん捕りすぎるのはよくないと思いますが、調査のために捕鯨したのならそのまま廃棄するのはもったいないと思うのです。
日本の伝統的な食文化を伝えていくためにも、全くなくなるのは寂しい気がします。
関連記事
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。