19Mar
食事中のテレビ、どうしていますか?
行儀が悪いと言われることもありますし、子育て中の場合、子供への影響も気になりますよね。
今回は、テレビを見ながら食事する場合の影響やしつけについて、私の経験談も交えてお伝えします。
食事中のテレビは行儀が悪い?
テレビを見ながら食事することがマナー違反になるかどうかは、自分が育ってきた家庭環境で大きく違いがあるでしょう。
普段からテレビがつけっぱなしだったり、自分がテレビを見ながら食事して育ってきた人は、子どもにも同じように見せている人が多いように感じます。
反対に、自分はテレビを見ながら食事していたけど、子どもには見せたくないと考える人もいるようですね。
ベネッセの2013年の調査によると、夕食の時間にテレビをつけている家庭は7割を超えています。
マナー違反だと思っていても、実際は見ながら食べている家庭もありますよね。
行儀が悪いかどうかは、家庭によって考え方に違いがあるようです。
食事中にテレビを見るとどんな影響がある?
日本小児科学会の提言
テレビを長時間視聴することで、子どもの発達に悪い影響を及ぼす可能性があるという小児科医や専門家からの指摘により、日本小児科学会は次のような提言を発表しています。
『提言』
1.2歳以下の子どもには、テレビ・ビデオを長時間見せないようにしましょう。
内容や見方によらず、長時間視聴児は言語発達が遅れる危険性が高まります。2.テレビはつけっぱなしにせず、見たら消しましょう。
3.乳幼児にテレビ・ビデオを一人で見せないようにしましょう。
見せるときは親も一緒に歌ったり、子どもの問いかけに応えることが大切です。4.授乳中や食事中はテレビをつけないようにしましょう。
5.乳幼児にもテレビの適切な使い方を身につけさせましょう。
見おわったら消すこと。
ビデオは続けて反復視聴しないこと。6.子ども部屋にはテレビ・ビデオを置かないようにしましょう。
食事中のテレビによって考えられる影響
実際に食事中にテレビを見ることによって、どんな影響があるのでしょうか。
テレビに夢中になって食事の時間が長くなる
テレビを見ることに意識が集中してしまって、なかなか食事が進まないことが考えられます。
子どもは一つのことに集中すると他のことが疎かになってしまうので、ダラダラと食事の時間が長くなってしまいます。
噛むことを忘れてしまってそのまま飲み込んでしまう
テレビに集中するあまり、口の中に食べ物を入れたまま噛むことを忘れてしまい、そのまま飲み込んでしまうことがあります。
噛まずに飲み込むことで、胃腸に負担がかかってしまってよくないですね。
食事に集中しないので、満腹感が得られないことがある
テレビに夢中になるあまり、どのくらい食べたのか脳が認識することができないと、満腹感が得られず食べ過ぎてしまうことがあります。
食べ過ぎると肥満の原因にもなってしまいますね。
家族の会話がなくなる
食事の時間は、子どもとの大切なコミュニケーションの時間です。
テレビをつけていると会話に集中できず、子どもの様子もわかりませんよね。
食事中のテレビ しつけ的にはどうすべき?我が家の場合
我が家では、食事中に限らず、他の時間もテレビをつけないようにしてきました。
何度かテレビを見ながら食事したこともあったんですが、見ていると手や口が動かず、食事がなかなか進まずに困ったんですよね。
食事以外の時間も、どうしても見たいテレビがあるときだけ時間を決めて見るようにしています。
旦那にも実家でももちろん協力してもらい、子ども優先の生活をしています。
そのため、テレビは子どもの番組かニュースしか見ない生活を送ってきました。
しかし、子どもが成長してくると、学校などでテレビの話題になるので子どもから見たいと言われるようになりました。
子どもと話し合い、本当はテレビの時間を決めて見たらいいんでしょうが、習い事などでなかなか上手く時間が取れないという結論に至り、結局食事中しか時間がなかったんです。
そのため、小学校高学年になってからは食事中にテレビをつけるようになりました。
でもダラダラと見てほしくないので、時間を決めて見る約束にしています。
まとめ
子どもが小さい間は、テレビをつけっぱなしにしておくことはお勧めできません。
テレビに夢中になってくれている間は親は楽だと感じることもありますが、それはどうしてもやるべきことがある時だけにしておきましょう。
小学校に入って高学年になってくると、ニュースや時事問題を扱う番組を見ながら食事すると、結構盛り上がります。
社会の問題を普段から家族で話すいい機会にもなりますので、子どもの成長段階を見ながらルールを決めていくといいですね。
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