20Aug
生姜を買うけど、使いきる前に茶色に変色したり、カビが生えてしまったりしませんか?
なぜ変色してしまうのでしょうか?変色した生姜は食べない方がよいのでしょうか?
今回は、生姜の変色とカビについて、また変色しない保存方法についてお伝えします。
生姜が変色 茶色になるのはなぜ?
生姜が茶色に変色している状態は、傷んでいるもしくは傷みかけの状態なのです。
生姜の質や保存状態によって短期間でも変色してしまいます。
特に性能が落ちている冷蔵庫でなりやすいとも言われています。
茶色に変色した生姜は食べない方が良い?
周りだけ変色して中はキレイ、などであれば変色部分を切り取って食べることもできますが、全体的に色が変わっている状態なら、食べない方がよいでしょう。
生姜にカビのようなものが!
変色ではなく、綿のようなカビが生姜に生えることがあります。
皮を剥けば食べられる、カビの部分だけ省けば食べれると言われますが、こちらも変色同様食べない方が良いですね。
カビには無毒な菌もありますが、ほとんどのカビが有毒なものです。
腹痛、下痢、嘔吐、アレルギー症状を引き起こす原因にも。
廃棄するのはもったいないようですが、使いきれなかった自分の責任です。
次は最後まで食べきれるように、買ったら冷蔵庫保存ではなく冷凍保存をするのもおすすめです。
生姜の保存方法 冷凍をするときのコツ!
冷凍保存すると生姜の保存期間もグンと長くなります。生姜を冷凍保存する際のコツは、すぐに料理で使えるようにすること。
カットしたりすりおろしてから保存するようにしましょう。
スライス(輪切り)
スライスしたものはラップに1食分ずつ小分けにして包み、使う時は常温で解凍してから使いましょう。
スライスしたものをずらして平らになるようにして冷凍すると解凍する時の時短になって便利ですよ。
保存期間は約1~2ヶ月です。
千切り
千切りにしたものをラップに小分けにして密封パックにまとめて入れて保管。
解凍せずに料理に加えましょう。
生で食べる場合は常温で解凍しましょう。
保存期間は約1~2ヶ月です。
みじん切り
みじん切りにしたものをラップに小分けにして密封パックにまとめ入れしても良いですし、ラップや密封パックに平らに入れて冷凍しても良いです。
すりおろし同様、平らにして冷凍する場合は薄く伸ばしてパキッと折れるようにしておきましょう。
保存期間は約1~2ヶ月です。
すりおろし
ラップ又は密封パックに入れ、平らにして冷凍。
使う時にパキッと折って使いましょう。
折りやすいように薄く平らに伸ばして冷凍するのがポイントです。
保存期間は約1ヶ月です。
※冷凍環境によって保存期間は前後します。
冷凍した生姜は、生のものに比べ風味や食感は落ちるのでなるべく加熱する料理に使うことをおすすめします。
生姜のおすすめ保存レシピ
生姜の風味や食感を楽しみたい時はこのレシピがおすすめです。
冷蔵で長く保存出来て冷凍すると落ちがちな風味や食感が味わえます。
◎冷蔵で長く保存できる。生姜の佃煮
(材料)
・しょうが 500g
・醤油 大さじ6
・砂糖 大さじ6
・料理酒 大さじ3
・だしの素パック 少々
・鰹節 少量
(作り方)
①生姜の皮を剥く。
②3㎜幅に輪切りする。
③鰹節以外の材料を鍋に入れて火をかける。(中火)
④一煮立ちしたら弱火にして水気がなくなるまで煮る。
⑤焦げ付かないようにたまにかき混ぜる。
⑥汁気が少なくなったら火を止め、鰹節を入れて完全に汁を吸わせる。
⑦そのまま冷まして味を染み込ませたら完成。
(ポイント)
新生姜を使うとさらに美味しく出来ますよ。
新生姜を使う時は、皮がついたまま輪切りにしましょう。※赤くなった芯の部分は切り落として下さい。
冷蔵での保存期間は約3週間~1ヶ月くらいですが冷蔵環境で前後します。
冷凍保存も可能で、冷凍保存する場合の保存期間は約1ヶ月~2ヶ月です。
まとめ
冷凍保存は長期保存が可能ですが、風味や食感は落ちてしまいます。
風味や食感を楽しみたい時は生姜の佃煮にチャレンジしてみて下さいね。
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