25Aug
運動した後に感じる肌のピリピリ、かゆみ。
あせもの一歩手前かな?
なんて思っていませんか?
実は、それは「あせも」ではなく
「汗荒れ」かもしれませんよ。
知らないと怖い「汗荒れ」についてまとめてみました。
汗疹(あせも) と 汗荒れ の違い
あせも
あせもは、大量の汗をかいたときなどに
皮膚表面の角質がふやけ汗腺が詰まることによって起きる炎症です。
水疱(すいほう)や赤いブツブツなどができ
掻くなどして悪化すると
化膿しジュクジュクした状態になることもあります。
汗荒れ
汗荒れは、汗をかいた後
肌に含まれる塩分やアンモニアなどの成分が
刺激になって炎症を引き起こします。
かゆみやチクチク、ピリピリを感じ
赤くかぶれたような状態になります。
汗荒れのできやすい箇所は
首周りが最も多く、2番目は背中に多いようです。
夏に汗をかいて、服やベルトの摩擦などによる
ピリピリは汗荒れだったのですね。
汗荒れ の原因
汗に含まれる塩分やアンモニアなどの成分が
バリアー機能の低下した肌の刺激となって
汗荒れの症状を引き起こします。
ナイロンタオルなどによるゴシゴシ洗いが
肌のバリアー機能の低下につながるとも言われています。
汗荒れ の予防方法
(1)肌のバリアー機能を守る
・肌をゴシゴシ洗わない(ナイロンタオルNG)
・適度に保湿する(汗の放置ではない)
(2)肌を清潔に保つ
・こまめにシャワーをする
・汗が出たら服を着替える
・汗をこまめに拭く
汗が出たときはスッキリしたくて
ゴシゴシ洗いたくなってしまうかもしれませんが
優しく洗うように心がけましょう。
汗荒れ ができてしまったら?(対処法)
もし汗荒れができてしまったら、
悪化しないようベルトなどの摩擦を避けるようにしましょう。
また、薬局には汗荒れを治す薬もありますので
まずは市販薬で対応し
しばらく使ってみても症状が改善しない場合は
皮膚科を受診しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
あせもと汗荒れは全く別のものなのですね。
小さな子どもの場合、重症化すると
アトピーになってしまうこともあるようです。
正しい対処をして
悪化させないようにしましょう。
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