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テレビでロタウイルスが流行っているというニュースをここ最近、目にするようになりましたね。
わが子は大丈夫かしら？と思うママさんも多いのではないでしょうか？
感染する前に、防ぐ方法に予防接種があります!
予防接種ってするべきなのかな？副作用はあるの？ワクチンの種類ってどんなのがあるの？費用はいくらかかるの？などロタウイルスの予防接種についてまとめました。

ロタウイルスとは？予防接種は受けるべきか？

ロタウイルスとは、少しのウイルスでも感染してしまう感染力の強いウイルスで口から入ることで感染します。
主に、寒い季節に流行し、０～６歳の赤ちゃんの半数近くがこのウイルスに感染しているそうです。
大人にも感染するので、家族で感染しちゃうこともあるんですよね。

症状としては、発熱・嘔吐・下痢などがあり、特に変わった症状が白い便がでること！
また、アルコール消毒でも死なないくらい強いウイルスなんです。

残念ながら、現在のところ抗ウイルス剤はないので、治す方法は下痢や嘔吐でウイルスが体外に出て、体調が戻るまで安静にするしかありません。
個人差があり、大人より小さいお子さんの方が症状が重いようです。

日本でのロタウイルスの予防接種は任意ですが、海外では既に赤ちゃんの定期予防接種になっている国もあります。
集団感染が起こりやすいウイルスなので、保育園に通うお子さんには予防接種がいいかもしれませんね。

ロタウイルスの予防接種には受けれる期間が限られてます。
また、病院によってはロタウイルスの予防接種はやっていないところもあります。

ロタウイルス予防接種の副作用（副反応）は？

ロタワクチンの予防接種後に副反応があらわれることがありますが、ロタの場合は重篤化することは少ないとされています。
ロタリックスでは、嘔吐が1.57％、下痢が3.54％、咳や鼻水が3.35％、発熱が1.38％などの確率で症状が出るという報告があります。

以前はワクチン接種をすることで、腸重積（腸が重なり合ってしまう病気）を引き起こすのではないかと言われていました。
ですが、ロタウイルスワクチンをしなくてもある頻度で腸重積は発生し、ロタウイルスワクチンでは頻度が増えないという報告もあります。
また、ワクチン接種でロタの重篤化が防げ、腸重積の予防にもつながり、年間の腸重積発症率を3割以下にさせる報告もあるほどです。
現在では、より安全性を高めるため、生後6ヶ月までにワクチン接種するよう指導されています。

ロタウイルスの予防接種の種類は？受けれる期間はいつからいつまで？

ロタウイルスの予防接種のワクチンには2種類あります！
ワクチンと受けれる期間をそれぞれご紹介しましょう。

ロタリックス
接種回数：２回　接種期間：生後２ヶ月〜

ロタリック
接種回数：３回　接種期間：生後２ヶ月〜

それぞれのロタウイルス予防接種の金額は？

ロタウイルスワクチンは、日本ではまだ承認されて間もないので、病院によって料金は違いますが、大体１万前後から１万５千円くらいとお高め！
この金額は１回の料金なので、２回３回になるとそれだけ金額も上がっていきます。
２回と３回なら２回の方が安くなりそうな気がしますが、合計するとあまり変わらないようです。
病院によって費用も違うので、摂取前に病院で確認することをおすすめします。

ちなみに、費用が高いのでとりあえず１回だけ…ということはできないんですよね。
種類によって決まった回数を接種する必要があります。

まとめ

ロタウイルスの予防接種について、参考になりましたか？
お子さんの生活環境なども考慮して、かかりつけのお医者さんに相談するなどよく考えて決めましょう。

◇参考サイト
NIID　国立感染症研究所
http://www.nih.go.jp/niid/ja/allarticles/surveillance/2261-iasr/related-articles/related-articles-409/4485-dj4098.html

医療法人中山医院
http://nakayama-kids.com/vaccine_about09.html