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お彼岸におはぎの意味やいつ食べるの?ぼたもちとの違いは?

お彼岸におはぎを買った時、子供から「なぜおはぎを食べるの?」と、聞かれ焦った記憶があります。
お彼岸といえばおはぎ!というのはわかりますが、具体的にはなぜ食べるのか説明しようとすると意外と難しいですよね。
今回は、お彼岸におはぎを食べる意味やぼたもちとの違いについてまとめました。

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お彼岸におはぎを作る意味や由来は?

お彼岸におはぎを仏壇に供える光景は今は当たり前になっていますが、その意味や由来はどんなものがあるのでしょうか?

そもそもお彼岸とは?

彼岸は、年に2回あります。春の彼岸は春分の日を真ん中に前後3日間を合わせた1週間、秋の彼岸は、秋分の日を真ん中に前後3日間を合わせた1週間を指します。

2015年、2016年の日程はこちらの記事で紹介しています。

彼岸は、昼夜の長さが同じになる時期で太陽が真東から昇って真西に沈むことからご先祖様を敬い、供養する習わしがあります。

彼岸は仏教的には、川の向こう側…つまり仏の世界のことを言います。
乱戦続きだった時代に、せめてあの世は幸せになりたいという思う人が多くなり彼岸におはぎをお供えして自分も仏の世界(悟りの世界)に行けることを願うことが広まったと言われています。

お彼岸におはぎの意味や理由は?

おはぎは、先祖供養のためにお供えします。
なぜおはぎなのかと言うと、使われているその素材に意味があります。
お彼岸におはぎを供えることが広まった平安時代~江戸時代後期、おはぎの材料である小豆は漢方薬として日本に輸入され、おはぎに使う砂糖はその当時、高価な食べ物でした。
つまり、高価な素材で作られたおはぎは普段食べることの出来ない豪華な甘味で特別な日のみ食べられていました。
また、小豆の赤色は邪気を払うと言われ縁起物として扱われていました。赤飯もそうですよね。
小豆は秋分の日を前に収穫されるので、収穫の感謝の意味でもお彼岸におはぎを供えるようになったのです。

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彼岸のおはぎはいつ食べればいい?

お彼岸は7日間ありますが、いつおはぎを食べればよいのでしょうか?
ベストなのは、彼岸の中日(9月23日)ですね。

おはぎのいただき方

お彼岸におはぎを用意して、後は食べるだけ…ということではありません。
ご先祖様、仏様にお供えした後で頂きましょう。
お供えしたものを皆で分けて食べることは仏様から福を貰う縁起のいいことなんですよ。

おはぎの餡子は傷みやすいのでお供えするのは当日だけで大丈夫です。
我が家ではお供えしたらすぐに下げていただいていました。

おはぎとぼたもちの違いは?

おはぎとぼたもちって、同じもの?違うの?という質問が多いようです。
「食べ物としては全く同じで時期によって呼び方が違う」という意見もありますが、うちの地域(関西)では別のものなんです。

おはぎ「お萩」の特徴

供える時期…秋分の日
イメージ…萩の花
調理法…こしあん、おもち

※小豆の収穫時期が秋頃なので、採れたばかりで実もやわらかい小豆はこしあんが適しています。

ぼたもち「牡丹餅」の特徴

供える時期…春分の日
イメージ…牡丹の花(又はぼた雪)
調理法…つぶあん、半分潰した粒の残ったもち米

※秋に収穫した小豆は保存されて春頃に使われます。
その頃は実も締まり固くなっているので煮込んでも小豆が崩れにくくなっています。そのため、秋はこしあん、春はつぶあんと習いました。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
これでお彼岸とおはぎの関係を子供にバッチリ説明できますね。
昔の贅沢品であったおはぎを今は年中スーパーで買えてしまうので、それは便利で助かるのですが、ありがたみが少なくなっているような…
本来の意味を感じながら、今年はおはぎをいただきたいですね。

>>【関連】彼岸のお墓参りはいつ行くの?行けないときはどうする?

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